ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第77回
「病は冷えから」「不妊も冷えから」

大阪の「正食協会」会長の岡田定三さんと、
正食クッキングスクール校長の岡田昭子さんに、
大阪・梅田のウエスティンホテルのレストラン「アマデウス」(※1)で
マクロビオティック料理をご馳走していただいき、
料理も美味しかったのですが、
ちょっといい話もうかがいことができ、
とても楽しい人ひとときでした。

岡田定三会長には、僕たちの「いのちの手帖」第5号に
「健康と平和――いま正食による“内なる改革”が起こっている」
という素晴らしいエッセイを書いていただいたことは
前にも紹介しました。
              
≪「食事を変えただけで病気が治った」
「玄米食をやってたら赤ちゃんに恵まれた」
「この頃、人生観が変わったように思います」
「肉やお砂糖が気がついたら台所から消えていた」
「主人がもっと勉強してこいと言ってくれて感謝しています」
「もっと早く知りたかった」
「食物が私の命になることが分かって
 食べ物に感謝するようになりました」

こんな言葉を正食協会の料理教室に来ている
若い女性たちからよく聞きます。
現代女性に多い冷え性、便秘症、アレルギー、
生理不順など早ければ半年、遅くても2年ぐらいで
ほとんど改善されていくのです。(以下略)≫
と、書いておられますが、いい機会でしたので、
どうしていまマクロビオティック料理教室に人気が集まるのか?
改めて、岡田昭子校長にも質問してみました。

「ただ料理を習うのというのではなく、
食事を変えただけで病気が治ったという人が多いのです。
とくに不妊に悩んでいる女性が、最近、多いのですが、
マクロビオティックの料理を作り、食生活を変えたら
大抵の人が、立派な赤ちゃんを妊娠できるようになるのですよ。
そうしたいのちの根本が変わるというのが
マクロビオティックだと、口から口に伝わるのですね。
女性の口コミの伝播力って凄いんですね」と、教えてくれました。

最近の若い女性は、甘いもの、ジュース類、
さらに化学添加物の多い食事の摂り過ぎ、
また、それを夜遅く飲食するために、
低体温、冷え症の人が多くなり
不妊症になってしまうようなのです。

このコラムでも、なんども
「冷えは万病の元」と書いてきましたが、
食事の堕落は、妊娠や出生という
最も大切ないのちの営みも阻んでいるわけです。
人間の免疫機能は体温が1℃低下すると、
新陳代謝の酵素の活性が減り、
免疫力が半分以下になるといわれますが、
からだを温める玄米菜食の料理を工夫し、
赤ちゃんを迎えやすい(妊娠しやすい)
からだを作ることが大切というわけです。

「病は冷えから」ですが、
「不妊も冷えから」という話を伺ってなるほどとうなずきました。
気候風土にあった旬のものを食べていれば、
温度調節をはじめ、体調全般を整える助けになるというわけで、
ただヘルシーな料理を作るというだけでなく、
からだの不調を改善し、とくに女性らしい
自然なライフスタイルを作るうえで、
玄米菜食が大切だと実感できるがゆえに、
マクロビオティック料理教室が、
いま人気を博しているのでしょう。

岡田昭子(正食クッキングスクール校長)さんの料理教室について
詳しく知りたい人は正食協会(※2)に問い合わせて見てください。


※1 http://www.westin-osaka.co.jp/restaurant/amadeus.html

※2 http://www.macrobiotic.gr.jp/


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2009年2月1日(日)

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