第60回
続・「邱さん、帯津さん、鮫島さん、塩谷さん・・・」
「邱さん、帯津さん、鮫島さん、塩谷さん・・・」ほか、
たくさんの元気長寿の達人が大集合している
「文藝春秋special」冬号――
「アンチエイジング読本」の話の続きです。
邱永漢さんのエッセイは「大特集・私のアンチエイジング」の
冒頭に≪「絶世美人」に出会うまで≫と題して登場しています。
独自の養生法で糖尿病を克服し、
20数年前にご夫婦してスイスの若返り病院に行った
邱さん流の「元気長寿」の秘話に始まって、
王振国医師の天仙液で、
僕が食道ガンをクリアした話にヒントを得て、
王先生の若返り化粧水に遭遇した話などが、
興味深く書かれています。
とうとう、この化粧水は邱さんが名付け親になって、
いま『絶世美人』という商品名ですっかり人気になったそうです。
いかにも「お金の神さま」だけでなく
「健康の神さま」にもなった邱さんらしいエッセイですね。
ぜひ読んでみてください。
この化粧水はhiQの皆さんの中でも
愛用している人が多いようですが、
日本では売られていませんので、
邱さんのエッセイにも書かれていますが、
詳しく知りたい人は、
こちらのホームページ(※1)を見るとよいと思います。
続いて、やはり、僕たちの会員雑誌「いのちの手帖」でおなじみ、
明治の実業家・渋沢栄一さんのお孫さんで、
85歳にして、社交ダンスにも、自動車運転もこなして
大活躍している、鮫島純子さんのエッセイを抜粋紹介しましょう。
≪感謝のレッスン≫という、
日々、健康を感謝して過ごしておられる
鮫島さんらしい表題のエッセイです。
「姿勢」という章では
「背骨が腰の上にきちんと座っているか」
ということを説き、続く「宇宙体操」の章では、
台湾の家庭医学の権威・荘淑旂さんの
「背筋を伸ばして・・・30歩歩く」
という独特の呼吸散歩法が公開されています。
そして「習い事」の章で、
社交ダンスと自動車運転の効用が説かれ、
最後に、鮫島さんらしい
「感謝のこころ」の大切さが強調されています。
これが、元気長寿の秘訣というわけです。
もうひとり、「いのちの手帖」でおなじみの
帯津良一医師のエッセイを紹介しておきましょう。
≪攻めのアンチエイジング――新呼吸法「時空」≫
というタイトルです。
「時空」は以下の6つのナラティヴ(物語り)
の順に励行しようと書かれています。
1.予備功
2.気となじむ
3.四億年前を想い出す
4.虚空と気の交流をはかる
5.虚空と一体になる
6.収功
帯津さんの呼吸法の道場着姿・写真図解も
掲載されていますから、
気功健康法で元気長寿をつかみたいと思っている方は、
ぜひ読んでみましょう。
「文藝春秋special」冬号(※2)はいま発売中です。
実に内容が充実しています。
※1 http://www.zessei.com
※2 http://www.bunshun.co.jp/mag/special/index.htm
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