第59回
「邱さん、帯津さん、鮫島さん、塩谷さん・・・」
今回のタイトルは
「邱さん、帯津さん、鮫島さん、塩谷さん・・・」
としたのですが、いったい何の話だと思いますか?
勘のよい人なら、ああ、「元気で長生き」の達人だナ?
とすぐに分かることでしょう(^0^)。
さて、昨年末、「文藝春秋special」冬号(※1)が
編集長の飯沼康司さんから送られてきまして、
特集のタイトルが「アンチエイジング読本」でした。
各界の50名ほどの有名人が
「元気長寿」の秘訣を語るエッセイが
ぎっしりと詰まった内容なのです。
パラパラと読んでいると、
僕の敬愛する、元気長寿の達人である
「邱さん、帯津さん、鮫島さん、塩谷さん・・・」の
貴重なエッセイが目に飛び込んできたわけです。
邱永漢さんはことしで85歳、
エッセイストの鮫島純子さん(渋沢栄一氏のお孫さん)は86歳で、
元気溌剌で、日々、養生に励み、
八面六臂の大活躍をされていることは、
僕たちの会員雑誌「いのちの手帖」でも、
毎号のように寄稿していただいていますので、
hiQの皆さんもご存知だと思います。
帯津さんは、これまた、ホリスティック医学の権威であることは
ご存知の通りですが、自らも気功の達人であり
毎月のように本を出して、広範囲な活動で、
多くの難病患者に元気長寿の知恵を教えてくれています。
塩谷信男さんも100歳を超えて、
正心調息法を編み出し、
ゴルフのエイジシュートを達成した、
僕のもっとも敬愛する「元気長寿」の先達です。
さて、「文藝春秋special」冬号に、
この100歳を超えた塩谷信男さんが
エッセイをお書きになっているという話ではなく、
そのご子息で、
いまアンチエイジング学会の権威として活躍しておられる
塩谷信幸さん(北里大学名誉教授、
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長)が、
「未来を予測する法は――アンチエイジングとライフスタイル」
というエッセイを寄稿され、父上の塩谷信男さんの
「元気長寿」の秘話を書いておられるのです。
塩谷信男さんについては、
hiQの読者の皆さんの中にも、
尊敬しておられる方が多いようですが、
残念なことに、昨年、106歳で逝去されました。
100歳の頃に、僕は塩谷信男先生の講演を
聞きにいったことを思い出しますが、
2時間近く、立ったまま、
自らが実践される「正心調息法」から始まって、
長寿の秘訣までをじつにユーモアを交えて話されたことを、
昨日のように思い出します。
それにしても、大往生ですね。凄いお方です。
改めてご冥福を祈っております。
というわけで、
この「邱さん、帯津さん、鮫島さん、塩谷さん・・・」ほか、
たくさんの元気長寿の達人が大集合している
「文藝春秋special」冬号は、実に内容が充実しています。
いま発売中です。必読の一冊です。
「邱さん」「帯津さん」「鮫島さん」の
エッセイの内容については、
また、明日、抜粋して紹介させていただきます。
※1 http://www.bunshun.co.jp/mag/special/index.htm
|