第55回
再度、急性白血病から生還!
僕の友人で急性白血病から生還した花井陽光さんが、
退院後、マクロビオティック食事療法などで、
いかに、ガンに負けない体質づくりに励んでいるか?
どんな退院後の養生を組み合わせているか?
花井さんが主宰している「ついのすみか」のBLOG(※1)から
紹介しておきましょう。
≪白血病を3回も繰り返すと、つい養生法にも真剣になります。
生死の明暗はおそらく健康法の領域を
はるかに超えたところで決定されるのでしょうが、
凡人のささやかな抵抗と考えていただければ幸いです。
身体を温めること、免疫を上げることに
ポイントを置いています。
1.平和の圧力釜とカムカム鍋を使って、
地元産の有機栽培玄米を戴く。
電気炊飯器でも玄米は十分炊けるのですが、
病身には圧力のかかった玄米がおいしい。
2.大阪の無双本舗から出されている、
有機梅醤 陽寿を番茶に溶かして飲む。
3.同じく玄米を焙煎した玄神を煎じてのむ。
4.夜寝る際の呼吸がどうしても口呼吸になるのが
気になっていましたが、
今は便利なグッズが近くの薬チェーン店で売られています。
鼻腔拡張テープとネルネルを使っています。
いずれも寝る前に拡張テープは鼻に張ると
空気の通りがよくなります。
それに加えてネルネルを
鼻の下から口が開かないように止めるテープをします。
いびきやのどの渇きに悩んでいる方は
試みられるのもいいでしょう。
5.半身浴 ラジオや本を持ち込んで身体を温めます。
入浴剤に木酢液を使用。
6.散歩
身体をあたためる漢方薬もありますが
医師から使用を待つようにいわれています。≫
さすが、マクロビオティック歴30年の花井陽光さんらしい
退院後の闘病法だと思いませんか?
白血病の危機を乗り越えた
花井さんの闘病について詳しく知りたい人は、
こちらのホームページ(※1)を見てください。
血液のガン=急性骨髄性白血病と診断され、
化学療法後も再発し、骨髄バンクの手による骨髄移植を受け生還。
その後、2008年5月に再発し、
娘さんから造血幹細胞の提供を受け10月、無事退院されました。
いまは、仕事をやめ東京を離れ、愛知・岡崎の地を、
50歳代の視点でどうすれば暮らしやすい
「ついのすみか」にできるか――
について考えるために作った組織が
NPO法人「ついのすみか」です。
やがて、「東海の地産地消 生産者訪問ガイド」という
有機農業生産者や地元産の原材料を使った
加工食品などの情報収集した、
本を出版するため、取材活動を続けています。
もしガンと宣告されても「あきらめず」に、
とくに退院後の養生法に留意しましょう。
さすれば、きっと延命力も授かるはずです。
※1 http://tsuinosumika.blog113.fc2.com/
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