第48回
マクロビオティック「おせち料理」事始め
今年は、皆さんのお宅でも
「手作りヘルシーおせち」に挑戦してみてはどうか
――という話の続きです。
今回は、ベストセラー
「マクロビオティック料理事始め―
「これだけは伝えたい」基本10か条」の著者で、
正食協会・クッキングスクール校長の岡田昭子さんが、
月刊誌「むすび」2008年12月号で
「新春を祝う味わい豊かなおせち料理」を紹介します。
カラー特集でレシピを公開していますので、これを参考にすれば、
本格的なマクロビオティックおせち料理に挑戦できます。
以下が、美味しくてヘルシーな岡田式のレシピの一覧です。
●桜沢先生命名の「おめでとう」で、体内リフレッシュ
「おめでとう」*玄米の小豆粥のこと
●さつまいもとりんごのやさしい甘み
「きんとん茶巾しぼり」
●色とりどりの野菜で華やかに
「祝煮しめ」
●炒めるひと手間で、いつもより深い味わいに
「焼きなます」
●伝統の昆布巻を、角松風に見立てて
「ごぼう昆布巻」
●高野と人参の彩りで、おめでたい雰囲気を
「高野(こうや)サンド」*高野豆腐のサンドイッチのこと
●ほのかな甘みが子どもにも人気
「ココナッツ団子」
ぜひ、「むすび」誌のカラー特集を読んで
参考にしてほしいのですが、この中から、
「きんとん茶巾しぼり」の材料と作り方を
紹介させていただきます。
●さつまいもとりんごのやさしい甘み
「きんとん茶巾しぼり」
≪材料≫
さつまいも・・・200g 梅酢・・・少々
りんご・・・1/2個 だし汁・・・1/5カップ
塩・・・少々 みりん・・・少々
柚子酢・・・少々 生姜・・・少々
≪作り方≫
1.さつまいもに塩をふって蒸す。
2.りんごの皮をむき、8等分して塩をまぶした後、
ざく切りにし、レモン汁をふる。
3.りんごをさっと炒め柚子酢をふる。
4.蒸したさつまいもの皮をむき、すり鉢でするか、
裏ごしして梅酢をかける。
5.鍋にだし汁を張り、3・4・みりんを入れて練り上げる。
(*出来上がったきんとんを茶巾しぼりの形に丸めて、
お皿にいくつか盛りつける)
仕上げに生姜のしぼり汁を加える。
どうです? からだに優しくておいしそうな「きんとん」ですね。
このお正月を契機に、あなたも奥さんやガールフレンドの、
マクロビオティック料理に挑戦して貰ってはどうでしょうか?
関西の方は岡田昭子(正食クッキングスクール校長)さんの
料理教室が、大阪の正食協会(※1)で開催されていますので、
興味の湧いて来た人は問い合わせて見てください。
料理教室にいけない方は、岡田昭子さんの
「マクロビオティック料理事始め―
「これだけは伝えたい」基本10か条」を購入して
参考にしましょう。
マクロビオティック料理の作り方も、考え方も
初心者に分かりやすく解説されています。
※1 http://www.macrobiotic.gr.jp/
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