ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第44回
十年一昔、「天仙液・国際患者大会」の思い出

WEB版「週刊いのちの手帖」の紹介と、
その第11号「言葉は力なり――
8月に台湾の「天仙液・患者大会」に行ってきました」
の内容紹介の続きです。

             *

天仙液の「患者大会」といえば、
僕がガンにかかった10年前に北京の人民大会堂で
開かれたときのことを思い出してしまいました。
あれから10年、色々なガン治療法を組み合わせて
幸運にも「ガンを切らず」に元気に生き延び、
とくに天仙液が食道ガンに合ったのか、
僕の虚性の体質に合ったのか? 
10年欠かさず飲んできたわけですから、
場所は北京と台北で違いこそすれ、
よくここまで生き延びてこられたものだと
感慨もひとしおでした。

また、前日には『2008年、天仙液国際研討会』という
カンファレンスが台北のシェラトンホテルで開かれ、
この漢方複合薬の薬理、薬効、毒理等に関する
臨床・非臨床試験の結果が、
王萬波(台湾)、頼基銘(台湾)、施祖栄(香港)、
帯津良一(日本)、NARIN(タイ)など各国の博士、
医師から報告されたのですが、
僕の出席した大会は「患者向け」のものでしたから、
帯津良一医師、許達夫医師(脳神経外科専門医)、
孫苓獻医師(珠海振国腫瘍科)が分かりやすく、
中国医学と西洋医学を統合する
ガン治療の展望について講演され、
僕も『ガン延命10年』の患者として挨拶をしました。

先ほど書きましたように、
10年前の天仙液の「患者国際大会」のときのことを
懐かしく思い出しながら、
いかに「天仙液や帯津医師の漢方せんじ薬」に
助けられたかということだけでなく、
さらに多くの患者が各国から集まって、
お互いに励まし合うことがいかに勇気を与えてくれたか・・・
ということについて話させてもらいました。

とくに、薬だけではなく、
自らの勇気を奮い立たせる「言葉」を互いに交わしたり、
そのキーワードを処世訓として自分のものにすることが、
必ずガン再発防止の「良薬」になるものだという話もしました。

というのは、10年前、患者大会では主催者サイドが、
参加患者に「抗癌勇士」という標語を書いたタスキを渡して
みんなを励ましてくれたのですが、
今度は「守護癌友 関懐生命」という
ハッピを着せてくれましたので、
「いままで10年は“抗癌勇士”と言う言葉を
心に刻んでがんばってきましたが、
今日からは“守護癌友 関懐生命”という言葉を
心のタスキとして長生きしていきたいと思います」と、
みなさんにお話して来ました。
(注・関懐生命とはライフケアといった意味)

「いい言葉」を持つことは患者にとって
本当に薬に勝る効果を表すものなのです。

             *

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2008年12月30日(火)

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