第28回
王振国医師の「複合漢方薬の進化論」
漢方の相乗力がガンの「抑制」「殺傷」効果を生む・・・
と、王振国医師はいいますが、
複合漢方薬・天仙液の「漢方力」のヒミツはなにか?
さらに、王振国医師のインタビューの続きです。
*
Q=複合漢方薬・天仙液の生薬の配合理論と実際を教えてください
王振国=そもそも、放射線治療や抗ガン剤などの化学療法は、
ガン細胞をターゲットにしていますが、
同時に正常細胞も叩いて、身体の免疫力を落としてしまいます。
また、無限に増殖するガン細胞に栄養分を奪われ、
正常細胞が機能しなくなったり、
ガン細胞が身体の器官の機能を低下させてしまいます。
その結果、免疫力がなくなり、
エネルギーや栄養分の吸収がままならなくなり、
体力を低下させて末期ガンとなり死に至るわけです。
そこで、まず、根本的に「ガンと闘う体力」を与え、
「ガン細胞を抑制する作用と効果」を発揮する生薬――、
つまり「ガン細胞を抑制、殺傷する生薬」かつ
「免疫力、体力、栄養の面から効果を発揮する生薬」を厳選し、
相乗力を高めました。
漢方理論では、ガンという治療は、
ガン細胞という単なる局部的な症状を叩くのではなく、
『気・血・水』の流れをスムーズにし、
根本的に全身の歪みを正していくことを
目的としているわけですが、
この大局的な治療・処方の考え方に基づいて、
独自の配合で薬草力の相乗効果を高め、ガンの抑制力だけでなく、
殺傷力を持つレベルにまで引き上げたものが
複合漢方薬の天仙液と考えてください。
*
こうした王医師の考え方については
「本来、漢方薬とは症状の変化や体質を診断して調合するものだ」
と批判する人もいます。
企業秘密もあるようで、生薬配合の一部は公開されていません。
しかし、王医師はより相乗効果を挙げる
「生薬成分の抽出法」に加えて「薬剤の形状・製造法」
の両面の技術革新を複合漢方薬・天仙液の特長として挙げ、
さらに研究と製品開発を高度化させ、
これまでの漢方薬の領域を超える『進化』を日々、
目指しているというわけです。
「天仙液というエキス剤は、煎じる手間がかからず、
持ち運びが便利になり、手軽に飲める。
煎じ方による個人差、すなわち、成分や濃度などの
ばらつきもなくなり、各工程で品質チェックを厳しくし、
一定した効果が期待できる――ところに特性があります」と。
いま多くの患者が西洋医学の標準的な治療だけでは
ガンは治らないのではないか?と疑問を持ちはじめています。
とすれば、「西洋医学のミクロの面からのアプローチだけでなく、
漢方医学のマクロ面からの治療の相乗作用とその研究開発」
に期待をかける――複合的な発想法の治療は
ますます注目されていくのではないでしょうか?
ともあれ、僕自身は薬草の長期総合的な「相乗力」を発揮する
王振国医師の「複合漢方薬・天仙液」、
また症状の変化に合わせて「相乗力」を発揮する
帯津良一医師の「6種〜8種の漢方煎じ薬」を
服用し続けていくことで、幸運にも10年間延命してきました。
もちろん、これだけが万全のガン治療だなどと
強弁はいたしませんが、この複合漢方薬の「相乗力」が、
おそらく「ガン切らずに10年延命」にかなり影響したのだと、
僕は思っています。
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