ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第20回
「ガン難民コーディネーター」に問い合わせが殺到

閑話休題。
ガンの患者さんと家族の方々の悩みはますます深まっています。
先日、10月14日(火)のNHKのラジオ深夜便に
「がん難民を救え」というタイトルで、
僕たちのスローヘルス研究会のお仲間で、翻訳家の藤野邦夫さんが
がん難民コーディネーターとして登場し、
末期ガンの患者さんの相談にのっているという話をされて
とても好評でした。

僕も、夜中にふと目が覚めて、
最後の10分ほどを聞いたのですが、
藤野さんといえば、まえにこのコラムでも紹介したように、
藤野邦夫さんは、3年前に、自らの前立腺ガンを切らずに、
ブラキセラピーという最新療法で治療し、元気で過ごすばかりか、
自らの快気の喜びを、治療の選択に悩む、
いわゆる「ガン難民」と呼ばれるガン患者さんに伝え、
いまでは、200人者患者さんの
カウンセリングを続けてているのですから、
まさに生きるエネルギーに満ちた人です。

スローヘルス研究会の食事懇談会でも、
ゲストとして招いた医師の先生の講演とは別に、
会の冒頭か最後に、
必ず藤野さんの講話をお願いしているのですが、
医療書の翻訳をされているので、欧米の最新療法には、
現場の医師よりくわしく、また実に話の面白い人ですから、
会場が爆笑の渦に包まれます。

それはともあれ、ラジオ深夜便では、
問い合わせが殺到するために、連絡先が明示されなかったために、
インターネットで藤野さんの名前で検索し、
僕の「スローヘルス研究会」の記事や、このhiQのコラムに
行き着いて、僕のところにメールが一時、殺到しました。

藤野さんに連絡を取るにはどうしたらよいかという問い合わせと、
もう一つ、ラジオで藤野さんが、「ガンの痛みをとる鎮痛療法」
の話をされたようで、僕たちの会員雑誌である「いのちの手帖」
第5号に、藤野さんが、その鎮痛療法の大特集を執筆している
ということが分かって、「いのちの手帖」を読みたい・・・
というと問い合わせがたくさんきました.

さて、hiQの読者の皆さんの中には、
「いのちの手帖」第5号を購入し、
すでに読んだ人もいるでしょうが、

題して、
●最前線医学情報――
「あなたは「ガンの痛み」に耐えられるか?        
――イザというとき知っておくべき鎮痛療法と緩和ケアの新知識」

というものですから、治療の選択肢に迷い
医師からは「余命半年です」などとサジを投げられた
患者さん、家族の皆さんは必読のレポートです。

僕自身、ガンの鎮痛療法の本を読もうと思っても、
とても古いものか、専門にこだわった医療書しかなく、
これほど、今の患者の悩みに寄り添い、
さらに欧米の最新情報も加味して、
系統的に書いたものは見たことがありません。
さわりは、また明日。


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2008年12月6日(土)

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