ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第5回
薬食同源療法=漢方パワーがガン体質を変える

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自分でいろいろ工夫し、別の医師や病院を探して苦労した分、
ただあわてたりあせったりするのではなく、
患者の立場から「ガンの正体」や「いのちの力」の仕組みが
自分なりに見えてきたのは幸なことでした。
少しばかり頭も賢くなったようでした。

とくに「ガン難民」と「患者漂流」が蔓延し、
「長寿病弱国」とまでいわれるいまの日本では、
ただ病院任せ、医師頼みにする発想では
患者の第2の人生は開けないといってよいと思います。

さらに患者を壊れた機械のように扱う3時間待ち3分間治療、
ますます患者実態とかけ離れていく医療システム――
これではガン患者の難民化は増大することになります。
医療システムばかりか、医療財政破綻の結果、
病院不足、医師不足が社会問題となっております。

あまり悲観的なデータばかりをあげたくはありませんが、
「高齢者やリハビリ患者の長期入院は厳禁」
「地方の人は病院にかかれない」「貧乏人は死になさい」と、
いのちの格差社会が形成されつつありますから、
ますます患者が意識を思い切り変えることによって、
「ガン延命力」を賢く掴む、
そうした時代がきたといえるのではないでしょうか?

「己のいのちは己で守る」、いや「己の不安は己で癒す」――
ガン延命力の近道は「他癒力」から
「自癒力(じゆりょく)」の時代です。

長いガン闘病を経験してきた患者さんなら、
イヤというほど思い知らされてきたはずでしょうが、
なんど病院や医師を妄信しすぎて裏切られたことか?

しかし、僕が在宅で日々、励行した、薬食同源の漢方パワーは、
自らの体の中にある、自然治癒力を高めてくれれて、
ガンに負けない体質に、じわじわと変えてくれたようでした。


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2008年11月21日(金)

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