Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第1072回
「邱先生は私のメンターです」

上海周辺の町で
日本の商社の一員として働く女性が
邱さんの著作、
『中国に行きますか、日本に残りますか 
 君ならどうする?』を読み、
身も震えるような感動を覚えたとおっしゃいます。

前回ご紹介した、私の問いに答えて
次のように答えてくださいました。

「先生は、中国へ留学し、
 現地採用で働く日本人の若者が増えたことをあげて、
 次のように述べてくださいました。
 『会社を惜しげもなく辞めたり、
  思い切って休学するところで
  既に犠牲を払っているのですから、
  これらの青年たちは基本的に
  開拓者精神を持った若者たちと見てよいでしょう。
  そうした負けじ魂を持った若者を集結すれば、
  新しい時代を築く新しい事業ができるのではないか
  と最近、私もやっと気がつきました。
  そうした困難をものともせず、
  壁にぶつかったところから
  新しい道がひらけるのです。』

 休学どころか、早く中国に行きたくて、
 せっかく入った国立の大学を1年半で
 中退した私には特に、心に染みました。
 中国でがんばって、がんばったら、
 道が開けるんだ、という希望がわいてきました。
 その言葉に接した瞬間、邱先生は
 私のメンターになりましたし、
 この言葉は私にとって『金言・名言』になって、
 いつも読み返しています。
 希望を希望するだけでない道を
 探っていこうと思っています。」

メンターというのは
心の師とでもいえばいいでしょうか。
この告白をうかがって、
私は、日本の会社を退職して、中国にわたり
いま中国の会社に勤めている青年のことを
思い出しました。
この青年も、邱さんのこの言葉に
大いに勇気づけられたと語っていたからです。
ちょうど、この青年も、北京から
今回のセミナーに参加してくださいましたので、
私は、彼の姿を見つけるなり、
女性の席に連れて行き、
互いのことを紹介しました。


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