第1066回
「金茂大廈」最上階から上海を展望

浦東地区の路地裏を探訪したあと、
「金茂大廈」というビルを訪れました。
「金茂大廈」は世界第３位の高さを誇る
88階建ての高層ビルディングで、
テレビ塔の東方明珠タワーと並ぶ
浦東新区のシンボルです。

たまたま今回の上海セミナーに
妻の姉夫婦が参加してくれて、
このビルのなかにある
「グランド・ハイアット上海」
というホテルを宿にしていたので
姉夫婦に挨拶しにでかけたわけです。

「金茂大廈」を訪れて分かったのは、
この「金茂大廈」の３階から
50階くらいまではオフィスです。
そして54階から87階が
「グランド・ハイアット上海」
という名のホテルになっています。

ホテルの受付がある54階にのぼると、
ホテルに到着したばかりの姉夫婦に
会うことができました。
姉夫婦が泊まる部屋に入って
お茶をいただきましたが、
部屋が経験したことのない
高いところにありますので、
窓の下に広がる下界が小さく見えました。

また、ホテルに来る道中、
この「金茂大廈」の最上階の88階が
展望台として開放されていることを
たまたま知ることができましたので、
一旦ホテルを出て切符を買って
展望台にのぼりました。

かなり高い場所からの展望なので
下界がより小さく見え、
また、周囲360度をぐるっと見渡すことができ、
緩やかに蛇行する黄浦江周辺の様子や
浦東の後背地の景観全体を
大きくつかむことができました。

ちなみに、
東京タワーの高い所にある展望台が
250メートル、
金茂大廈の展望台は
420メートルとのことです。