Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第1045回
乗りかえの船を探すのに少し時間がかかります

前回
「見込みが違えば、乗った船を変えればよい」
と書きましたが、
自分の経験に照らすと
乗りかえる船を見つけるには
少し時間がかかります。

そこで、私は勉強会のあとも、
セミナーに参加してくれた人たちが
自分の目標を達成するまで
できるだけ、ながく付き合うことにし、
今回、上海永漢日語の
日本語の先生になることを決めた二人の青年とも
あれこれ工夫しながら交流を続けてきました。

そうした交流を通して
この二人の青年はともに、
新しい体験ができる仕事につくことを願い、
あれこれと自分なりに
いろいろ試みていることを
知るようになりました。

たとえば、この二人は、
百聞は一見にしかずと、
邱さんが率いる中国投資考察団に参加し
中国の発展の様子を見、
その後も中国を旅しています。

また起業セミナーなどに参加したり、
コンピュータの資格をとったり、
仲間を誘って、ゲームを楽しんだりとか、
できるだけ交流の範囲をひろげ、
新しい世界を知るように
つとめているようでした。

ただそのように、動いてみても
自分を満足させてくれる仕事を見つけることは
容易ではありません。
そこで、いっそのこと自分で、
自分にむいた仕事を創り出せないかと考え、
私がその後にひらいた
「仕事創りの知恵づくり」
というセミナーへに関心を示し
一人の青年は参加してくれました。

邱さんから
上海での日本語教師募集のお話が伝えられたのは
その前後のことです。
彼らは、新しい世界に飛び出す
よい踏み台になると感じたのでしょう。
それぞれひそかに応募したようです。


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