第1030回
自分のこころの充実が共通の願いです
上海に移住する2人の青年の歓送会は
12時にはじまり、3時間たったところで
ポツリポツリと帰られる方が出てきましたが、
なお半数以上の方々が会場に残り
最後まで残った人たちといっしょに
お店を出たときには
16時ごろになっていました。
残った人たちで、
新橋駅前の貨車の前で記念写真をとり、
私と妻は二次会を
年の若い友人に託して
サヨナラするつもりでした。
ところが残った人たちの間で
熱っぽく立ち話が交わされ、
その場を立ち去れるような雰囲気ではありません。
この日、参加された方々は、もともと
「自分の人生をよりよいものにしたい」
「もっと心の充実が感じられるような生活を送りたい」
と考えて集まった人たちですから
それぞれの心に熱い思いを秘めています。
「もっともっと聞きたい、話したい」
と思っておられるようで、
こういうことは各地のセミナーで
毎度のように体験しています。
そこで皆が心置きなく話し合えるよう
場所をもう一度つくろうと考え直し、
近くの喫茶店を選んでそこに誘導し、
互いに懇談していただくようにしました。
案の定、活発に話が交わされ、
あっという間に2時間のときが過ぎました。
そのあとはセミナー仲間で、
いつもお酒を飲む会を
引き受けてくださっている青年に
三次会を託し、
私と妻は帰宅の途につきました。
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