第1017回
友人は悩みの中から新しい決意をしました
私の友人の中から
上海の日本語学校の先生になる道を選んだ
3人目の友人が現れました。
この“第3の青年”は
私が、セミナー活動を行う
きっかけをつくってくれた人です。
私があるところで話したことに耳を傾け、
その日の夜に長い質問状をいただき、
それに私が答えました。
そうしたことを通して
この青年との間に交流がうまれました。
その際、青年が直面している問題とは
かつて、ある時期私が悩んだ問題と
共通していると感じ、
こういう問題に直面している人が
多いのではないかと思って
私は「人生設計セミナー」を
はじめることになりました。
ですから、セミナーをひらいたときは
この青年は“招待生”として遇しましたが、
青年にとっては自分の悩みや迷いが
晴れることが願いです。
私は青年にとって役に立つよう、
考えの及ぶ限りのアドバイスを送りましたが、
青年の悩みや迷いは深刻で
私のセミナーに参加したあとも
“自分は何をやりたがたっているのか”
との自問を続けたようでした。
昨年の暮れのことですが、
セミナー参加者仲間で忘年会をひらいたき、
この青年も参加しましたが、
「いま飲食の方面での
起業セミナーに通っていますが、
“これが自分の仕事だ”
という確信をもつには至っていません」
と語っていました。
このように、
この青年の悩みはなかなか深く、
簡単には晴れないようだと感じていました。
そういうところに、
“上海に行き、日本語学校の先生になります”
と伝えてきたのです。
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