Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第1012回
県庁づとめの友人も永漢日語の先生になります

北京で中国人が経営する会社で
働いている友人から
「会社をやめて上海の永漢日語の先生になります」
と電話をただいてから、数日のこと、
ある県庁につとめている友人から
電話をいただきました。

何事だろうかと思って電話にでると、
神妙な声で
「戸田さん、Tです。
 私、このたび県庁をやめまして、
 上海の永漢日言語の先生になります。
 北京のTさんと同じコースを
 選ぶことにしました」

やや紋切り型の口調であるのが
気になりましたが、
この青年は
私が各地で開催しているセミナーの参加者が
一同に交流できるサイトを立ち上げ、
運営してくださっている人です。

また私に香港や北京で
セミナーをやりましょうと
提言してくれた人です。
彼の提言を受け、実行したら
思いのほか好評でしたので、
この7月、上海でのセミナーを
ひらこうとしているところです。
そんな親しい友人から
上海行きの決断を伝えられ、
私も緊張してしまいました。

ですが、青年から
「先日、北京のUさんが電話で
 戸田さんに上海の永漢日語の教師になることを
 報告されたとうかがっていまして
 私も同じコースを選びますので
 Uさんにならって電話で
 報告させていただいています」
と言われて、思わず笑ってしまいました。

昨年の夏、
私が相棒のようにしていた青年が、
会社を辞めて北京の大学に留学しました。
今度は、その青年に代わって
私を支えてくれていた青年が
役所勤めをやめて、
上海で日本語を教える先生になる道を選びました。
時代の流れを感じないわけにいきません。


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