第1005回
「自分の意思のこもったお手紙を書きます」
北京のセミナーが終わったあと、
前回、ご紹介した
大連から参加くださった青年から
メールが送られてきました。
本人が伝えるところによると、
北京のセミナーに参加し
ふだんは交流を持つことのできない人たちと
交流を持つことができ、
大きな刺激を受けることができてよかった
とのことでした。
そして、以前はごく平板に
「事業を起こしたい」と
思っていたに過ぎないけれど、
今回のセミナーに参加して、
心のなかにあったモヤモヤが払拭され
「事業を起こしたい」という気持ちを
「事業を起こす」という目標に
高めることができたとも書いていました。
また、以前に、
自分の履歴書と手紙を
邱さんのところへ送ったけれど、
受身的な文章だったので、
今度は、いまの新しい気持ちの上に立ち、
「これをしたい!!」という
強い意思のこもった手紙を書きますと
伝えてくれました。
何がこの青年に、
そういう気持ちを起こさせたのでしょう。
実際に北京で仕事をしたり、
事業を起こした人の話を聞いたことによって
心をかき立てられたのかもしれません。
また日本から参加していた同世代の人や
社長さんたちと懇談をして
元気づけられたのかもしれません。
そしてその日の翌朝、
またメールが届き、
邱さんに宛てた手紙を書いたので
一読してほしいと書かれていました。
私は外に出かける直前でしたが、
書かれた文章にざっと目を通し、
「自分の意欲がよく書かれています。
きっと邱先生のお目にとまると思います」
と短く返事をしました。
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