第960回
「三全公寓は想像していた以上に素晴らしい」
北京の三全公寓で
セミナーをひらくことになり
私は自分の姉に
一緒に北京に行こうと誘いました。
というのも
私が三全公寓に持っている一つの部屋は
姉との共同所有で購入したので、
いつか機会を見て、
姉にも私の選んだマンションを
見てもらいたいと思っていたからです。
邱さんが北京の地に
外人向けの高級マンションを建てられる
という話を耳にしたのは
十数年前のことですが、
そのころ、私は新日鐵を退社し、
第二の人生を踏み出そうとしていました。
新日鐵の中におればいざしらず、
外にでれば、経済的に不安定になることは必定です。
が、年をとっても元気よく仕事をしていくには
住み慣れた世界から飛び出さなければいけないと
考えていました。
一方、これから発展していくであろう、
中国とは何らかのかたちでかかわりを持ちたい。
それには、邱さんが北京の地に建てられる
マンションの一室を手に入れるのが
一番だと考えました。
そこで、私は姉に頼み込み
お金を借り出す手はずは自分がやるけど、
ローンの返済の半分を負担してほしい、
つまりマンションを共有でもってほしいと
頼み込みました。
姉が二つ返事で応じてくれたので、
私は中国の発展とかかわる絆として
北京の三全公寓の一室を
手に入れることができました。
そんなことで、
今回、チャンス到来とばかり姉に誘いをかけ、
姉は義理の兄と一緒に三全公寓を訪ね、
セミナー参加者の一員として
実際に泊まってもらったのですが、
『自分が想像していた以上に
素晴らしいマンションだった』
というのが、帰国してから
姉から届いた印象でした。
やっぱり、自分の目で確かめるということが
大事なんだと思いました。
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