第949回
“邱永漢東京文学散歩”に出かけませんか
今年の1月7日の午後、
香港で邱さんの24歳から30歳にわたる
活動の足跡を訪ねました。
足跡を訪ねるといっても、
別段、「ここに邱永漢氏が居候していました」
といった記念碑や標識が
あるわけではありません。
でも、邱さんがこの辺で
居候したのだと思われる場所に立ち寄ると、
時間の隔たりもすっ飛んで、
20歳代中半から30歳にかけての
邱さんの姿が浮かんできます。
おかげて、邱さんの足跡を訪ねる旅は
時間にするとたった半日だけのことでしたが、
コラムでの体験報告は
20数回に及びました。
さて、その連載を2月13日に始めましたが、
その日のこと、バスに乗って揺られているとき、
その続編を続けるのも楽しいのではないか
という考えが浮かんできました。
続編といえば、香港から船に乗って
横浜港に到着された30歳頃から
81歳の今に至るまでの期間になります。
そこで、日本での邱さんの足跡をたずねるツアーを
行うことにしました。
訪ねてみたい場所は、
すべて邱さんの本の中に書かれているところですから、
「邱永漢文学散歩」といってもいいかも知れません。
前回の香港でのツアーを
「邱永漢文学散歩/香港編」とすれば
今回は「邱永漢文学散歩/東京編」です。
この「文学散歩」ツアーは5月3日に行います。
邱さんがどんな人生を歩んでこられたのか
ご関心をお持ちの方がいらっしゃると思います。
一緒に散歩を楽しみながら、
そんなことに思いをはせてみたいと思われる方は
ご連絡ください。
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