第807回
やっぱり私はそうとう、かたよったＱファンです

福岡のセミナーに参加しますと
手をあげてくださった青年は
私がＰＲ担当の部長を務めていたテーマパークで
アルバイトしていたといいます。
そしていただいたメールによれば、
私がパーク内でのパーティーの席で
邱さんの本を読むようにすすめたようなんですが
私自身にはその記憶は全くありません。
そのことを確かめるためにメールを送ると
次の様な答えが返ってきました。

「大学時代、テーマパークでのパーティーの席で、
　戸田さんと一緒になり、その時、
　邱永漢先生の作品を薦めて頂きました。

　ただ申し訳ないことに
　そのまましばらく忘れておりました・・・。
　そして、2001年夏頃に
　“ほぼ日刊イトイ新聞”のＨＰを
　定期的に読むようになり、
　“もしもしＱさんＱさんよ”など
　邱先生の本を図書館で借りて読むようになり、
　ＨｉＱは最初のときから
　ずっと読ませていただいています。

　そして、邱先生の本は、
　戸田さんが“Ｑさんライブラリー”や
　“お知恵拝借”で紹介されたなかで興味を持ったものを、
　ネットで購入したり、ブックオフで探したり、
　といった形で実際に買って読むようになりました。」

このメールを読んで、
私は邱さんの本を読むように
吹き込んでいた自分の姿を想像し、
思わず赤面してしまいました。

私は日ごろから友人たちから
「かなり度の強い邱さんファン」
と言われています。

邱さんご自身からも
「私のファンとしてはかなりかたよったほう」
とも書かれました。

自分では「そうかなあ」
と思ってきたのですが、
今回示された事実を前にして、
そういわれてもしようがないなあと
納得しました。