Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第802回
邱さんの人脈の広さのおかげでトクをしました

私は札幌でセミナーをひらき、
会場の近くでおにぎり屋さんをひらいておられる
経営者の方に参加していただきました。

この方は、千葉方面で
手広く商売をしていた人にお世話になり、
邱さんに信頼を寄せる人で、
邱さんのことをしばしば話されていた関係で
ご本人も邱さんに親しみを感じるようになり、
いつかは、邱さんにお会いして、
話をうかがいたいと思っているんですと、
おっしゃいました。

私はなんの縁もない札幌に来ながら、
邱さんを導きの糸として、
未知の方と知り合いになり
邱さんの人脈の広さを感じました。

そして、直木賞受賞作家として
邱さんの後輩にあたる藤本義一さんが
平成2年に出版した『実業人生論』という対談集で
邱さんとの対談のあとに、
邱さんについて書いていた
短い文章を思い出しました。

「いつも地球を俯瞰的に眺めている風格がある。
 それは大人(たいじん)の風格といえる。
 今や、金についての預言者の風格も感じられる。
 思考だけで満足しないで、即行動に移るのが凄い。
 ひょっとすると、この人は男性なのに、
 時代を宿す子宮をもっている人ではないか
 と思ったりする。
 人脈の広さは日本で五指に入るのではないだろうか。
 対談後に事務所の秘書氏が狼狽して電話を入れてきたが、
 大人は悠然と大阪の街に姿を消していた」
(藤本義一『実業人生論』平成2年)

私はこの邱さんの人脈の広さで
昼食をご馳走いただいたり、
セミナーが終ってから駅まで
おくっていただきトクをしましたが
トクをしたのは私だけではありません。

私が札幌に行って、
おにぎり屋さんの社長さんと親しくなった話を
セミナーの参加者仲間に報告すると、
最近、しばしば札幌に講師として
レクチャーしにでかけるようになったのだけど
知り合いがなくて、ひとりさびしく
食事をしていたという青年がいて、
彼はすぐ、このおにぎり屋さんに行き、
社長さんと懇親に及んだようです。


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