第803回
道をひらいてくださった女性に『女の財布』をプレゼント
私は2ヶ月ほど前に札幌でセミナーひらきましたが
その機会を与えてくださったのは
26歳の女性です。
ある会社に入社、通ううちに
どう見ても会社が手がけている仕事が
時代遅れであり、
その流れを変えるために起用されたスタッフも
改革の実をあげることなく
会社から去ることになり、
こういう会社につとめていても
先の見込みがないのでやめ、
いまは仕事を探している身ですと言って、
セミナーに参加したいという意向を
伝えてくださいました。
私は札幌の事情には全く疎いのですが、
インターネットを調べると、
「札幌市民会館」が出てきて、
市内のどういう位置にある場所にあるのか、
見当がつかないままセミナーの開催場所として、
確保しました。
しかし、この女性以外に
参加する意向を表明する人が現われず、
場合によっては
参加者一人という状態になるかもしれないと思い、
本人に
「参加者はあなた一人になる公算が
高いですけどよろしいですか」
と、うかがいました。
それに対して、
「講師を独り占めにできるので、
そんなことへっちゃらです」
と返事があり感激したりしました。
やがて、この女性が別のセミナーで
一緒に勉強した40代の男性を紹介してくださり
また先述のおにぎり屋さんなども
参加いただくことになりましたから、
初めて参加意向を示していただいた
この26歳の女性には「ありがたいなあ」
という気持ちがわいてきます。
この方とはセミナーが終ってからも、
ネットを通じて意見を交し、
ちょうど私がこの欄で
『女の財布』に記載されている多くの文章を
紹介していたからでしょう、
『女の財布』を読みたいとおっしゃいましたので、
感謝の気持ちをこめて、
この本をプレゼントしました。
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