Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第784回
中国のセメント会社の利益は前年の10倍です

40歳台向けの新雑誌『ビッグ・ステージ』が
予定通り10月1日に発売されました。
そのページをくると、雑誌のなかほどに、
“株式特集”のコーナーが設けられ、
関根進さんがこのコーナーを監修されていて、
中国株のこれまでの動きをふりかえりつつ、
今後の動きを展望し、
今後の資産を増やす方法として
中国株への投資を推奨されています。

それに続いて、私が中国株に
投資してきた人間としてその体験を話し、
また「中国株投資の経緯と実績」を
発表する形になっています。

「中国株投資の実績」といっても、
仮に売るとしたら収支はどうなるか
という仮定に立って、銘柄別に
収支を「試算」しているものです。

この「試算」によれば、
自分が持っている5つの銘柄のうち
4つの銘柄で儲けた計算になっていて、
中国株投資を推奨するメッセージを
支える役割を果すカッコウには
なっているかと思います。

でも、私の目から見れば
全体としての“儲け”は、
株を買うのにかけたお金の
倍くらいの水準でしかなく
心さびしいものです。

というのも、3年前のこと、
中国人も上海B株を買えるようになった直後、
上海B株が日増しに値をあげ、
私の持株の時価も投じたお金の
5倍になったからです。

その後、上海B株は値を大きく下げ
いまは投じたお金の2倍くらいにまで
しぼんでしまっているということなのです。
私が心さびしいという意味が、
ご理解いただけるかと思います。

でも、中国株は少し長い目でみれば
また伸びていくでしょうね。
たとえば、私の持っている株のうち
華新セメントという会社の
2004年6月の中間決算数字を見ると
売上高は前年に比べて127.53%ですが
純利益にいたっては1147.27%です。
利益は前年の11倍になっているのです。
中国にはこんな調子の会社が
目白押しにあるようですから、
やっぱり中国株の前途は明るいと思います。


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