第712回
若い人が投資を経験することはよいことです
いま私はセミナーで理財の勉強をしています。
40歳代や50歳代の方と肩を並べて、
20歳代や30歳代の若い人たちにも参加いただき、
お金の運用について勉強しています。
さて、参加いただく方々の中には
「これから中国の株を買いたい」
「買うに当たって中立的な意見をききたい」
といった関心をもって
参加いただく方もおられますが
すでに、中国の株を買っておられる方々が
たくさんおられます。
ときに、中国株を買っておられる人たちに、
「どんな銘柄の株を買っておられますか」と
うかがったりしていますので
セミナーに集まってくださる方たちが
どんな銘柄の株を買っているのか、
そのあらましに通じるようになりました。
そして改めて、多くの若い日本人が
中国の株を買うようになっていることに
新鮮な驚きを感じるようになっています。
さて、この傾向は、これからセミナーで
お会いすることになる方にも共通していて、
9月はじめに予定している札幌のセミナーに
参加してくださる20歳代の女性も、
同じく9月中旬に予定している福岡のセミナーに
出席してくださる30歳代の青年も
「僅かですが中国株を買っています」
と伝えてくれています。
このように、今の若い世代の人の間で
中国の株を買うことが
時代の一つの流行になっていますが、
若い方が投資に打ち込むことは
よい傾向だと思っています。
というのも、財産は大きくわけて
現金か、株か、不動産かの三種類に分けられ、
株を扱う要領は今の時代を生きるうえで
マスターすることが求められているものです。
また自分が住んでいる場所にこだわらず
広い視野から、一番儲かりそうな地域を選んで
運用する国際分散投資の要領が求められています。
そして何よりも、
株の投資要領を身につけるには、
実際の経験が必要でしょう。
実際に株を買うことで、
最初、頭のなかで描いていたような具合には
行かないものだなあといった違いに
気づくことがあり、
こうした体験は
人生の早い段階でマスターしておくに
越したことがないように思うからです。
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