Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第709回
株は値を下げたときが買いのチャンスです

いま中国は高度成長のさなかにあります。
こういう環境の中で市場に出ている会社は、
総じて伸び盛りの企業であり、
よほど悪い噂が立っているような企業を別にすれば、
長い目で見たらどの株を持っていても、
報われるのではないかと考えています。

ただ中国の会社の株といっても、
一直線に値を上げていくわけではありません。
ある時期は、勢いよく値を上げていきますが、
どこかのところでストップがかかり、
そこから先は値を下げます。
一旦下がりだすと、これまた
どこまで下がり続けるのだろうかと思うくらい、
値を下げていくものもあります。

そうした動きをくりかえしながら
株はめまぐるしく動き、長い目でみたら
上昇傾向を続けていくものと考えていますが、
上がり、下がりは中国の株の場合も
例外ではありません。
というより、中国株は
日本の会社の株よりも
上がり、下がりの幅が大きいようですね。

さて、こういう性質を持つ中国の株と
どうつきあっていけばいいのでしょうか。
自分の体験をふりかえってみて言えることは、
株を買いたいなあという気を起こすのは
株価が上昇軌道に乗っているときです。
株が上昇傾向にあるので、株を買ったら、
すぐにも上がって儲かると思い、
すぐにも買いたいという衝動に駆られます。

そして実際に株を買うと、
買った株が、早晩、天井にぶつかり、
そこから、下げに転じ、
何かのハズミで反転するのでは
といった淡い期待をもつものの、
期待は泡と化して、
株価がどんどん値を下げ、
エライことになったなあと
ため息をつくことになります。

しょうがない、ほったらかしにしておくか、
こういうやや捨て鉢な気持ちになるのですが
こうしたときに参考になるのが、
邱さんが株について書いたある文章です。
株の売り買いをする前には
全く気づかなかったところに気づくはずです。
邱さんは、株は高くなっているときは
買うのを避け、株が下がったときに、
買いの手を入れるのが賢いのですよと
おっしゃるのです。


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