第696回
名古屋で誕生したネット交流は掲示板です
名古屋でのセミナーのあとに
『名古屋Qクラブ』という名の
ネット交流の場が設けられましたが
その内容に接して、新鮮な印象を受けました。
どうしてそういう印象を持ったかといいますと、
東京と大阪のセミナーのあとに
出来上がった形式のものと
違っていたからです。
東京でセミナーをひらいたあとに
ネット交流の環境を整えようと考え、
ある青年に、立ち上げをお願いする一方で、
ネットで交流する方法について質問しました。
青年が答えてくれたところによると、
特定の人たちがコミュニケーションをとる方法として
(1)「メーリング・リスト」(「ML」)方式
(2)「掲示板」方式
の二つの方式があるとのことでした。
(1)のメーリング・リストは、
各人が何かを書いてその内容を発信すると、
それがメンバー全員に配信され、
それに対する返信もまた
登録している全員に配信されます。
他方(2)の「掲示板」方式は
Web上に「掲示板」が設けられ、
何かを書きたい人は、
その「掲示板」に書き込み
ほかの人はその場所に行くことで、
書き込みの内容を見ることができます。
二つの仕組みには
それぞれ一長一短があるわけですが、
メーリングの場合は居ながらにして、
メンバーの人たちの書き込みが伝わってきて
便利だといういことで、
東京のセミナーに参加した人たちの間では
メーリング・リストによる交流が採用されました。
大阪のセミナーのあとにできたのも
同じ方式のものです。
ですから名古屋の場合も
それらと同じものになるのだろうと思っていましたら、
名古屋のセミナーのあとに立ち上ってきたのは
(2)の「掲示板」で、
それなりにフレッシュな印象を受けたのです。
ところ変われば品変わるで、
面白いと思いました。
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