Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第667回
後半の人生の仕事は、見栄を捨てて探しましょう

先日、45歳になる会社員の方と
話すことがありましたが、
「人生を設計するなんて、
 今更、そんなこと無理ですよ」
とおっしゃいました。

この世には、
そう考える人が多いだろうとは思いますが、
中には40歳代になっていても
気持ちは20歳、30歳で、
気分を一新して
これからの人生を描きなおしたい
と考える人もおられ、
大阪のセミナーでも
50歳代の男性が出席してくださいました。

私自身、後半の人生を意識して
仕事の選びなおしをしたのは
40歳になってからのことですし、
長年勤めた会社を去り、
新しい進路を選んだのは
50歳のときのことですから、
こういう方にお会いすると、
長年の親友にあったような気持ちになります。
そこで私は旧友に話すような気持ちで
声をかけます。

「年をとっても仕事を持ち続けることが
 生き甲斐を持ち続けることになると、
 邱先生はおっしゃっていますね。
 見栄や体裁にこだわらなければ
 ビルの管理人、駐車場の管理人、
 病院や福祉事務所の事務員と
 仕事はいろいろあるともおっしゃっています。
 私はその話に接して、いざとなれば
 マンションの管理人になる道があることに気づき、
 そう思うと年をとってからのことを
 それほど心配しなくなりました」

そうすると、話をきいてくださった方が
「自分も駐輪場のモギリの仕事が
 良いじゃないかと思っているんですよ」
と応じてくださり、思わず、
「そうです、それですよね」
と相槌を打ち、
笑顔を交わしたことでした。


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