第666回
関心のありかがセミナー運営のよりどころです
セミナーで扱うテーマは決めていますが
参加される方々の関心は多様です。
そうした人たちを前にして、
どういう風にセミナーをすすめていくかが
知恵のだしどころですが、
その場面でも、私は邱さんの知恵を拝借しています。
どこかでうかがったように思っていますが、
邱さんは人前で話をされるとき、
目の前に集まられる人たちが
どんな関心をもっているか、
それを探り当てながら話をするとのことです。
私が勝手に解釈しているだけかもしれませんが
自分が解釈している邱さんの流儀で、
話をすすめるようにしています。
そうすると、今日の参加者は
どの辺のことに関心をもっているか、
推理する必要があり、
アンテナをはりながら
話を進めていくことになりますので
マンネリ化することを
避けることができるように思います。
さて、大阪でのセミナーの場合、
開催を呼びかけてから実際にひらくまで
すこし時間がありましたので
参加いただく皆さんには、
開催に先立って、メールを通して
お互いに自分のことを紹介していただきました。
見えない相手に向かって
自分のことを紹介していただくわけで、
心もとない感じだったと思いますが
すべての方がご自身のことを
アッピールしてくださいました。
私はいつも活字を通しての交流なので、
皆さんに自分の写真をお送りしました。
ちょうど、邱さんの80歳の誕生会があり、
そのときに邱さんや
「気がつけば、あなたもガン」を
執筆されている関根さんと
一緒の写真をとっていただいていましたので、
皆さんに事前にそれらを送らせていただきました。
そんなこともあり、
集まられた方々は初対面ではありましたが、
旧知の間柄の人が集まったムードが漂い、
アット・ホームな雰囲気で
セミナーをすすめることができました。
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