第652回
お酒を囲む懇談の提案に人が集まります
昨年の9月にセミナーをひらいたとき、
6ヶ月がたった今年の3月に再度集まり、
それぞれ自分の目標や計画の進展状況を
発表していただくことにしました。
さて、その時期が近づいてきたころのことです。
発表は午前中に行うのですが、
一人の青年がその日の夕方に、
一緒に集まって、お酒を飲みませんかと
セミナー仲間に呼びかけました。
その青年は前から、
セミナーに集まった人たちの間で
交流を続けることに熱心で、
ネットの交流会が生まれたのも
彼の要望によるものでした。
さて、青年が呼びかけた先は、
ひとつにはセミナーで一緒だった人たちで、
3月の発表会がセミナーで一緒になった仲間が
一同に会する最後の機会になるだろうから
その機会に、お酒を味わいながら
心行くまで語り合いたいというものでした。
またその呼びかけは、
自分たちが参加したセミナーのあとにひらかれた
セミナーの参加した人たち、
つまり“後輩”にあたる人たちにも向けられ、
顔は見たことはないけれど、
ネット上では意見交換するようになっている人たちとも、
顔をつき合わせて
会話を楽しみたいという提案でした。
さて、この青年の呼びかけに
みんながどう反応するか、
私は興味津々でその成り行きをみていましたが、
一人、二人とお酒を楽しむ会に集まる人が現われ、
結局、結構な数の人が集まって、
お酒を楽しむ会が行われることになりました。
私はこうした動きを見て、
セミナーに参加してくれた人たちは心底、
心おきなく話せる友人を求めているんだなあと、
その感を深めることになりました。
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