第642回
周辺に「永遠の青年のような人」がいるかもしれません
私が昭和42年に発表された
「年をとらない法」を読んだのは
昭和58年のことで、
40歳になっていた私は
「年をとっても元気に活躍される人がいるのだ」
という事実を教えていただきました。
それから10年たち、
自分が50歳になった頃、自分の周辺に、
「永遠の青年のような人」がいないかと
周囲を見回すようになりました。
自分自身が将来のことに対して
頼りなく感じるところがあり、
年をとっても元気よく活動している人に
出会うことができれば
元気づけられるのではないかと思ったのです。
そうすると、
私がつとめていた会社の先輩格にあたる人で、
関連会社の社長をやり、
そのあと別の会社で監査役になり
65歳になったあと、
新聞に出ている求人広告を探して職探しをし、
その後、試行錯誤しながら、
自分にあった仕事を見つけて、
活発に活動している人がいることを知りました。
私はその方とは面識がなかったので、
人を介してお会いさせていただき、
その方の体験談をうかがいました。
年をとっても自分の仕事をもち、
それを楽しんでいる人は、
後輩から見ると頼もしく見えるもので
自分も心がけ次第で
こういう風に活動できるんだと知って、
大きな刺激を受けました。
「年をとらない法」に記載されている文章を
再読し、抜粋させていただくなかで、
そんなことを思い出しました。
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