| 第573回「中国への出張にはすすんで手を挙げたい」
 前回紹介した青年が書いた目標には次のようなことも書かれていました。
 「これまで自分は仕事において受身で対処することが多かったと思います。
 この点を反省し、これからは、
 自分で創り出すんだという姿勢で
 仕事に取り組んでいきたいと思います。
  具体的には、今年の10月から中国向け事業が立ち上がりますので
 それに対してどんどん提案し、
 また中国にも出張したいと
 すすんで手を挙げるようにします」
 私はセミナーの中で、邱さんの『野心家の時間割』にしばしば言及し、
 この本に「何でも体験してビッグになろう」
 というメッセージが述べられていることを紹介しましたが、
 青年はこの言葉に触発されたようで
 「これからは自分の殻をつくらず、
 いろんな事にチャレンジしていこうと思います」
 とも書いていました。
 はた目には拡大をつづける中国にかかわる仕事に従事でき、
 うらやましい限りだと思えるのですが
 仕事の現場では、解決すべきことがたくさんあり
 気が重くなるようなことがたくさんあるのでしょう。
 この青年は、セミナーに参加する前には
 中国とかかわるいまの仕事に
 マイナス面を強く感じられていたようでした。
 でもセミナーに出席し、邱さんがいつも指摘されている
 時代の大きな流れというものを素直に
 受け入れたのかもしれません。
 仕事に前向きに取り組もうという姿勢に
 変わったように見受けられました。
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