Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第569回
手を貸してくれそうな人に発信しましょう

セミナーに参加いただいた女性の一人は、
海の向こうの国々と、
交流することにかかわる仕事を
自分の仕事にしたいという希望を持っておられ、
その方からメールをいただいて
二つの感慨がよぎりました。

一つは自分自身の過去に対する感慨です。
私も外国との貿易にかかわる仕事に関心を持ち、
八幡製鐵という新日鐵の前身の会社に入ったとき、
人事の人に自分は輸出の仕事に関心を持っている
と話したことを思い出しました。

実際に自分が配属された先は製鐵所の総務で
管理職になったときも製鐵所の労務で、
考えてみれば、輸出入にかかわる仕事は
一度もタッチせずじまいでした。
おかげで、高校時代には大得意であった英語も
実務の世界で伸ばすことにはなりませんでした。

もうひとつの感想は、
この方は私などと違って
大きな会社の組織に入らず、
別の角度から、
自分なりに納得できる仕事を選んでいこう
という姿勢を持続していることに感心させられたことです。
こういう人には、その線で
なんとか夢をかなえていただきたいと思いました。

さてこういう人に対して、
私が思いついた助言は
自分の力になってくれそうな人に向かって、
どんどん自分をアッピールしてみてはということです。
自分の考えを発信しようと思えば。
自分が何をやろうとしているのか
整理する必要が出てきて
話が一歩前進するといった効用もあるでしょう。

ということで、私は、この女性に、
これまでセミナーに出た人たちの間で
めいめい思い思いのことを
語り合えるようにしている場があるので
その場で自分が考えていることを
語ってみたらどうでしょうと提案しました。

また勝手なことではありますが、
中国などアジアの国々と交流できる仕事を
求めておられるわけですから、
手はじめに、北京で、事業を起し、
私たちに中国のいろんな情報を送ってきてくださる
柳田さんにメールを送り、接触をはかるのも
一策ではないかとアドバイスさせていただきました。


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