第564回
前途に前向きの人は応援したくなります
私のセミナーに参加していただいた女性で、
その人の表現力に着目したと
前回紹介いたしましたが、
その女性から次のような感想文が届きました。
「こんにちは。
今日は人生設計セミナーありがとうございました。
『文章うまいと思っているでしょう!』に、
ドキッとしました。
はっきりとした自覚はないですが、
私は読む人がドキッとするような文章を書くのが好きです。
そして、このことをほめてくださったようで、
すごくうれしかったです。
文章を書くことを専門に習ったこともありませんが
『もしかしたら、書くことが好きで、
上手くなりたいと思っているのかも』
ということに気づきました。
このことを見つけていただいたようで、
新しい可能性を試してみようと思います」
本来は「あなたは文章がうまいですね」
と言うべきであったのに、
「文章うまいと思っているでしょう」などと、
とりようによっては、
いやみに聞こえる言い方をしてしまったと、
反省している時に
「ほめていただいて、すごくうれしかった。
自分の可能性を伸ばすようにしたい」
と言われると、
これは後押しなければいけないぞ
という気持ちになります。
私はセミナーの中で、
邱さんが、かつて中央公論社に
自分を売り込みに行かれたことにふれ、
私たちの場合も、自分の人生を切り開こうと思えば
「自分を売り込む」という行為が大切だと語り、
レベルは違うかもしれないけど、
私が親しくしている“紫式部”の河野さんが、
いま、HPにコラム欄を設け、
コラムを書いてくれる人を求めておられるので
何か書きたいと思っている人は名乗り出てください、
と言っていました。
そこで、前述の女性に、あらためて
「エッセイを書いてみませんか」
と投げかけると、間をおかず
「はい、やります!」
と元気な答えが返ってきました。
私も意気に感じ、
作品発表の場を提供してくださる“紫式部”の河野さんに、
その人を推薦する文章を書きました。
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