Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第491回
中国の成長株探しの旅を楽しんでいきたいものです

邱さんから香港市場に上場している
3つの会社に関心を持ちなさいと、
アドバイスされたことがきっかけになり
私の中国株に対する視野は広がり、
中国大陸の各地で展開される経済活動の
いまと明日への動きにまで
関心がひろがるようになりました。

そして今、私の興味と関心を引くのは、
これから先の中国で、どんな産業が起ってくるのだろうか、
それらの動きのなかで、「成長株」と目される会社として
どんな会社が名を挙げてくるのだろうかの推理です。
幸いにして、邱さんの近著作『中国株の基礎知識』が
そうした関心に応えてくれます。

かつてわが国が高度成長下にあった頃、
邱さんは『投資家のための会社案内』を連載し
成長株と目される会社を次々に紹介して、
それらの会社の株が
邱さんの予想に応えるように値をあげたので、
株についてまったくのシロウトであったのに、
たちまち“兜町に邱銘柄あり”と
言われるようになったとうかがっています。

それから40数年の年月がたち、
わが日本は高度成長体験を経て、
いまやすっかり成熟国になりました。
それに対していま世界の工場として
自力をつけてきているのが中国です。

日本を去って仕事場を
中国に移す動きが活発になるでしょう。
また自分の居場所を変えることができない人も
中国において成長するだろう会社の株を手に入れることで
成長の果実の分け前にあずかることができる可能性があります。

そういう会社がどこなのか、
そうしたことを探求していくのが
これからの楽しみの一つです。
これからしばらくは、
邱さんの『中国株の基礎知識』
以前データ集として紹介していただいた
『中国企業情報』を枕元において、
成長株探しの旅を楽しみたいと思っているところです。

さて、この一年、
ご愛読いただきありがとうございました。
私がこのコラムでお伝えさせていただいたことは
邱さんの文章を読んで、教えていただいことを
実際に活用させていただいた体験とか、
邱さんに縁結びの神様になっていただいて、
交流するようになった人たちとのつきあいの模様とかでした。

邱さんに対する皆さんの絶大なる信頼の余波が
私のような人間のところにも押し寄せてきて
多くの方から激励メールを頂戴し、感謝しております。
当“ハイQ”の基本理念は「みんながトクするHP」です。
この方針に即して、来年も発信させていただきたくつもりです。
引き続いておつきあいいただきますようお願いします。

皆様、よいお年をお迎えください。


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