Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第451回
「銘柄選びのヒントは身近なところにあります」

株を買うとき、どういうところに目をつけて
銘柄を選べばいいのでしょうか。
邱さんは『株の原則』で、
まず自分の生活の周辺を見渡し、
なにか感じていることをヒントに、
会社を選んだらどうですか
とアドバイスしています。

「女性のばあいでしたら、
ふだん自分が使っているものに、
注目してみるのも、一つの方法です。
洗濯機でも台所用品でも、なんでもいい。
広告なんか見て、使ってみたら、案外よかったとか、
そんなときは、その会社の株は、わりあい、いいと考えられます。
若い人だったら、車でもいいでしょう。
最近、A社が出した新車はたいへん評判がいい、
というようなときには、
いちいちその株にも注目してみる、
要するに、まず自分の生活の周辺から、
始めるのがいいと思います。」

また邱さんは世の中の変化に目をつけ、
それを手がかりにして会社を選んだらどうですか
とアドバイスしています。

「その次は、純粋に世の中の動きに注目することです。
たとえば、パソコンがブーム商品になりそうだぞ、
という具合です。
秋葉原あたりへ行くと、パソコンが置いてあるところに、
若い人がいっぱい集まって、一生懸命やっていますから、
これは次の技術革新の最先端をいくものではないだろうか、
と考えるわけです。

あるいは、新聞にロボットの記事が出て、
人間が100人かかってやっている仕事を1台でやってしまう、
と書いてあれば、これはブームを呼ぶかもしれない、と考える。
それを作っている会社はどこか、
興味を持って調べていこうというわけです。

ですから、最初はあまりむずかしく考えないで、
自分の身近なところから、
株に対する興味を持つようにすることですね。
そこから、自分で調べてみる。
そうすると、いくつかの同業種の会社のなかから、
自然に頭のなかに残るような会社が出てくるものなのです。
その会社の株を買ってみるのもいいんじゃないかと思います。」
(『株の原則』)


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