Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第414回
自分の人生を託せる仕事を見つけたいものです

今回の人生設計セミナーには
様々の立場の人に参加いただきましたが、
一番多かったのは、
これから自分の人生を託せる仕事を探したいと
思っている人たちでした。

大きな会社や役所のなかで仕事をしている人にとって
組織は頼りがいのあるものに感じられますが、
気が変わって、独立したいと思ったとたん、
いまやっている仕事ではとても独り立ちはできないよ
と気づく場合が多いと思います。
そうしたとき、独立しようとすれば、
いまやっている仕事とは別のところで
仕事を探す必要があります。

そうした立場にある一人の青年が、
各人の発表が行われるセミナー3日目の早朝、
次のような文章を送ってくださいました。

「人にものを教えることを
自分の仕事にしていきたいと考えています。
人にものを教えることは大きな喜びです。
教えられるようになるためには
自分自身がそのことを十分に理解していることが必要で
高い目標を設定して、
自分を押し上げようとする力も働きます。
また、繰り返し人に教えるたびにより理解が深まり
自分自身も向上していけるところがすばらしいです」

この青年はコンピュータ・ソフトの使い方を
身につけるのが好きで、身につけたソフトを
教える仕事をしたいと考えています。

「私は別段、給料が上がるわけでもないのですが、
高い高い受験料を払って、ワープロや表計算ソフトなどの
実務について勉強し、ある資格をとりました。

そして、人にワープロや表計算ソフトといった
オフィスソフトの使い方を教えることが出来る資格を
とりたいと考えています。

はじめは、パソコンスクールで
アルバイトをするくらいが関の山でしょうが、
実力がつけば企業研修の講師に
呼ばれるようになるでしょうし、
トレーナーを何人か雇えば
パソコンスクールを経営することが
出来るようになるかもしれません」

私自身、人に教える仕事に従事していますので、
この文章を送ってくださった青年に親しみを感じ、
この青年のスピーチが行われたとき、
「この分野で仕事をしている人に接近し、
そういう人がどうやって稼いでいるのか、
を教えてもらうと考え方が進みますね」

「ソフトの知識をふやすと同時に
その知識をつかって
実際に何かをやり遂げる体験をすると、
あなたに付加価値がつきますね」と励ましました。


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2003年10月15日(水)

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