Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第343回
独立自営の道を探している青年から質問を受けました

私が横浜で講演したとき、
“ハイQ”を読んでくださっている方々も出席くださり
そのなかには自分の将来について
考えあぐねている31歳の青年もいて、
講演があったその日のうちに、メールをくださいました。

「ご講演、ありがとうございました。
私は講義を聴講させていただいたとき、
戸田さんの隣に座らせていただいていた者です。

私は邱永漢先生が
糸井重里さんのホームページに
寄稿されたころに先生を存じ上げ、
文章が読みやすいことや、
問題提起が鋭いことに目を見張り
御自身の意見を確固たる自信をもって
表現されていることにつよく惹かれました。

また戸田さんについては
邱先生を尊敬してやまない姿を拝見し、
また自分と同じ重工系の会社のご出身であることに、
親しみを覚え、前からお会いしたいと思っていました。

私も戸田さんと同じように
自分で自分の人生を切り開いていきたいと
考えている人間です。

講義でもおっしゃっていましたが、
「寝食忘れて没頭できる仕事」を見つけ
「死ぬまで現役」でいられる方法を
見つけることができたらと思っています。

講義の後に話をすることができませんでしたので
この場を借りて質問させて下さい。

(1) 長年勤めていらした会社を辞めるとき、
   そのきっかけや動機になったのは何だったのでしょうか。

(2) 会社に属していたときといまの立場とで
   心境などに大きな変化はありましたでしょうか?

(3) 常々、本当の意味での自立を目指し
   自分に何ができるかと考えてはいるものの
   何ら糸口が掴めません。
   自分には何かが足りないとも感じております。
   こちら側(属する人)ではなく、
   そちら側(属さない人)に行くために
   必要なことはなんでしょうか?

ご回答頂けるとありがたいです。」

私はこのメールを読んで、
これは返事をしなければいけないと思いました。


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2003年8月5日(火)

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