Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第246回
「無理をしないで、比較的規則正しい生活する」

邱さんは58歳のときに刊行した
『死に方・辞め方・別れ方』で
「『死ぬまで現役』が最良の健康法」と書きましたが
それから5年たち、63歳になったときに
『死ぬまで現役』そのものをテーマとして執筆しました。

この『死ぬまで現役』で邱さんは
若さを保つ一番目の条件として
「健康であること」をあげ、
自分が毎日の生活の中で心がけていることを開陳しました。

「いくら腕力のある人でも、健康でなければ体力は続かない。
ストロングとヘルシーは同義語ではない。
男と女を比べると、男はストロングであるかもしれないが、
平均的にはあまりヘルシーではない。
女はその反対に、一見、弱弱しいが意外に頑丈である。
だから一生を人生のマラソンにたとえれば、
女性の方が長持ちし、長生きするのである。
私自身、ふりかえってみると、
子供の時は身体が弱くていつも病気ばかりしていた。
小学校に入るまでに3回も入院をし、
まともに育たないのではないかといわれた。

しかし、無理をしないで、
比較的規則正しい生活をしてきたせいか
成人以後はさして病気しないようになった。
60歳すぎても、かなりハードなスケジュールを
こなしているのをみると、
『何かと特別の健康法でもおやりになっているのですか?』
ときかれる。
「いいえ、病気をしているヒマがないのですよ」
と答えることにしているが、
これは冗談とも言えない側面を持っている。
私の場合は年のはじめに、
ほとんど一年間のスケジュールがきまってしまう。(略)

講演の主催者は、そのために会場もきめてあるし、
聴衆も集めている。新聞広告をしたり、
通知を出したり、お金もかなりかけている。
だから当日の朝になって
『風邪ひきましたから、休ませてください』
と断りをいうわけにいかない。

現に39度の熱を出していても、
声が出ない状態になっていても
無理をして出かけたことが何回もある。
そういう立場におかれているから、
どうしても健康に気をつけるようになり、
ちょっと風邪気味だということになると、
すぐ大事をとって家へ帰って休んでしまう。」
『死ぬまで現役』


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2003年4月30日(水)

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