第153回
人生の夢は明確に描くのがいい
アンソニー・ロビンズさんは邱さんが訳した
「あなたはいまの自分と握手できるか」という本で
成功には4つの段階があり、また7つの武器が必要で、
師と仰ぐ成功者を模倣するのが一番の近道と書いた後で、
自分の夢を描く上での留意点を5つ紹介しています。
1.前向きな態度で目標を立てること。
私たちは往々にして、
「こんなことは起こってほしくない」とか
「こうなりたくない」と考えがちだ。
だが大切なのは、なにをしたくないかではなく、
なにをやりたいかをはっきりさせることである。
2.目標はできるだけ具体的な形で述べること。
また必ず目標達成への期日や期限を定めておくこと
3.目標を達成したあとの自分はどう変わるか、
具体的なイメージとして描くこと。
それが目標達成への励みとなるはずだ。
4.他力本願でなく、自分で達成できるものを目標とすること。
自分がしあわせになるのに他人を頼ってはいけない。
必ず自分の力で成し遂とげられるものを
目標とするように心がける。
5.自分自身はもとより、
自分に関係のある人々や周囲にも
恩恵をもたらすようなものを目標として設定すること
そして次の10の手順に従って、自分の人生目標づくりに
取りかかりましょうと提言しています。
1.人間はその器量に応じて夢を描く、
だから夢は必ず実現できる!
2.自分の夢、目標には必ず期限をつけること!
3.当面やらなければならない最重要目標を4つだけ選び出せ!
4.目標を達成したときの自分を思い描け!
5.自分の能力・コネ・資力の「在庫表」をつくれ!
6.自分のこれまでの成功体験を分析し、
自分の最大の長所を再確認せよ!
7.自分に欠けているものは何か、
どうすればそれを補えるか考えよ!
8.自分の最大の弱点を知れ、
目標を半分達成したも同然である!
9.大きな目標ほど細切れにせよ、そして着実性を身につけよ!
10.その道の大成功者なら、どう考え、
どう行動するかを頭の中に入れ、次の一手を考えよ!
(アンソニー・ロビンズ、邱永漢訳
『あなたはいまの自分と握手できるか』)
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