Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第145回
63歳のとき、邱さんは自分で死にたい年齢を決めました

邱さんは58歳であった頃、
「生きている限り『現役』であることが
第一であると思う。」と書きましたが、
5年たって63歳になったときに
『死ぬまで現役』という連載をはじめ
「人は皆、昔から年をとっているわけではない。
はじめて年をとるので
『どうやって年をとればよいのか』がわからない。
見苦しい年のとりかたはしたくないと思っても、
いざその火中に入っていくと、
西も東もわからなくなってしまう。

そこで自分がまったく年を分別がつかなくなる以前に、
せめて自分にこれだけは守らせたいと思う規則を
自分でつくっておく必要がある。
『孫の話しをしない』とか、
『同じ話を、同じ場所で2回以上くりかえさない』というのも、
細かくいえばその中に入るが、
もっと原則的なことになると、私の場合は、
(1)自分で死にたい年齢を自分で決める
(2)それまで現役で仕事をする
(3)元気で仕事ができるように体調を整える
以上のことが頭にあれば財産対策も、
あるいは後継者の養成も、
自らできあがってくるのではあるまいか」
(『死ぬまで現役』)

そして、68歳になった平成3年から「逆算の人生計画」と
題した連載を書き、出版に際して、本のタイトルを
『私は77歳で死にたい』と自分の努力目標にしました。
この本の前書きで邱さんは書いています。
「私は77歳で死にたいと思っている。
本当にそう思っている。
呆け老人や寝たきり老人になって
『生きる屍』を家族や友人たちの前に晒すくらいなら」
(『私は77歳で死にたい』・まえがき)


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2003年1月19日(日)

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