蓬莱仙人・大海淳さんの
身体にいい話

第226回 (旧暦9月5日)
1か月食費1万円で過ごしてみせマス

いつだったか、某テレビ局の「1か月1万円で過ごす」
という企画の協力を依頼され、
それを断った話を書いた記憶がありますが、
つい先ごろ、再び同じ企画の協力を別の人間から依頼され、
今度はナントナク引き受けるハメになってしまいました。

「引き受けた」とはいっても、
べつに仙人自身が番組上でそれに挑戦するわけではありませんが、
頼まれた手前、テレビの番組とは別に、
仙人自身がそれを実証してみせる責任があるのではないか、と、
フト考えたのです。

そこで、10月1日から31日までの1ヶ月間を
実際に食費1万円で過ごすことに挑戦してみることに決めました。
しかし、そうはいっても、3度の食事を1回抜かしたり、
水を呑んで空腹を紛らわすようなミミッチイ方法では
あまり意味がありませんから、できるだけ楽しく、
グルメチックにやってのけるのが仙人流というものです。

そんなわけで、とりあえず明日から
「1万円生活」を始めることにし、
その内容を1日おきに2日分ずつ
当ページで紹介してみようと思います。
ちなみに、仙人の家族は、現在、仙人と奥方の2人ですから、
合わせて2万円使えることになりますが、
どうせなら、2人分合わせて1万円で収まるように
極力努力してみようではありませんか。

また、お金をかけないとはいえ、
栄養のバランスにも配慮しなければなりませんし、
従来どおりの生活を維持するための熱量(カロリー)も
キチンと確保する必要があるでしょう。

もっとも、仙人の場合には、キノコでも山菜でも鹿、猪でも、
電話1本すれば直に送ってくれる友人、知人、弟子たちが
アチコチに居て、これまでそうした意識を持たなかったものの、
考えてみれば、普段でも似たような暮らし向きをしていますから、
さほどいつもの生活と変わるわけではありませんが、
この1か月間に限ってはこうした「飛び道具」には
手を出さないことにしなければなりますまい。

ただ、仙人が住む鎌倉は、自転車で15分も走れば、
野の倖、山の倖、海の倖がソコソコ手に入れられるため、
まず何とでもなるはずです。
マア、結果は見てのオタノシミということで、
何が飛び出しますやら「乞うご期待」といったところでしょうか。

秋の木の実。
こういうものを積極的に利用しよう

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