蓬莱仙人・大海淳さんの
身体にいい話

第126回 (旧暦5月14日)
健康茶を自分で作ってみませんか

今日は健康茶の話です。
現在では、和漢の薬草系のもの、ハーブ系のものを合わせ、
いろいろな健康茶が市販されており、ざっと数えただけでも、
その数は20種類をはるかに超えているでしょう。

健康茶というものは、
局所的な症状に対して速効的な効果を求めるものではなく、
それを飲み続けることによって、胃腸の活動を活発にしたり、
疲労の回復を速めたり、血液の浄化に役立ったり、
また体内の老廃物の排出を促進したりして
(こうした作用を保健効果といいます)、
病気の間接的・遠因的な要素を防ぐものですから、
これを愛用する人が多いということは、
常日頃から自分の健康に対して気を配る人が
それだけたくさん居るということにほかなりません。

さて、その健康茶を活用するにあたって、
もちろん市販されているものを利用しても
いっこうに構わないのですが、
仙人としては、
この機会にゼヒ自分で作ってみることをすすめたいのです。
それは、健康茶の材料となる薬草を求めて
四季折々に自然の山野を歩くことは、
まずそのこと自体が肉体的にも精神的にも
きわめて健康的なことですし、
こうして持ち帰った薬草で健康茶や薬酒を作ったり、
入浴料や料理などに利用すれば、
それこそ一石二鳥・三鳥の健康法になるからです。

健康茶に限らず、薬でも食べ物でもすべておなじことですが、
いくら身体に良いものでも、
それを口にしながら1日中テレビの前に座っていたのでは、
決して「本当の健康」など得られるわけはありません。
世の中には、アレが良い・コレが良いという
テレビや雑誌の情報に振り回されて、
次から次と新手の健康法や健康食品に
手当たり次第に手を出す人が少なからずいるようです。
しかし、そういう人に限って
「自分の身体を動かす」というアタリマエのことを
オロソカにしている傾向が見られます。
仙人の眼からすれば、
そういう人は本当に「肉体」が病んでいるのではなく、
「精神」が病んでいるように感じられますが、
皆さんはどう思いますか?

健康茶の材料は自分で調達するのがベスト

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