蓬莱仙人・大海淳さんの
身体にいい話

第71回 (旧暦3月11日)
仙人直伝の「薬草パン」

毎日12日は「パンの日」です。
そこで今日はパンの話にしましょうか。

パンは人類最古の文明である古代エジプト文明において
エンマコムギなどを用いて誕生したといわれる食品で、
それ以来、麦食民族の主食としての歴史を
今日まで保ち続けてきました。
米食文化の日本で本格的にパン食が普及するようになったのは、
第2次世界大戦後に学校給食で
パンが取り入れられるようになってからのことですが、
この50余年の間にすっかり定着し、
今ではパン食派が4割を超えるまでになっているようです。

そうした趨勢もあって、
最近では自分でパンを焼く人も増えており、
かくいう仙人めもときどき自家製のパンを作っております。
ただし、仙人が好んで作るのは、
ヨモギやヨメナ、ウコギ、クコなどを入れた
「薬草パン」なんでありますナ。
つまり、薬草を入れた菜めしや粥があるのだから、
薬草入りのパンがあったってオカシクないじゃないか、
ということです。
そこで、仙人直伝の「ヨモギ入り食パン」の作り方を
伝授しておくことにしましょう。

[材料…食パン2本分]

小麦粉(強力粉)…600g、バター50g、砂糖…大さじ3、
塩…大さじ1、ドライイースト…大さじ1、
茹でて刻んだヨモギ…100g、水…360cc

[作り方]

(1) ボールに小麦粉、バター、砂糖、塩、ドライイースト、
    ヨモギを入れ、分量の水を少しずつ入れながらこねる。
    15分ほどこねて手に生地がつかなくなったら、
    さらに10分間ほどボールの底に打ちつける。

(2) そのまま50分ほど濡れ布巾をかぶせて寝かせておく。

(3) (2)が発酵して倍量にふくらんできたら、
    こぶしを突っ込んでガス抜きし、まとめ直して4等分する。

(4) (3)を20分ほど置いて発酵させる。

(5) (4)をまとめ直し、
    バターかサラダ油を塗った型に(4)の生地を2個ずつ入れ、
    型の縁までふくれてきたら200度Cのオーブンで20分間焼く。

(3)の段階で50gずつに分け、
アンを包めばアンパンにもなりますし、
他の薬草パンも同じ方法で作れますからオタメシあれ。

ヨモギ入りアンパン

←前回記事へ 2003年4月12日(土) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ