第27回
仙人術は「科学」ですゾ
これまでも何回か紹介したごとく、仙人術というものは、
決して奇妙キテレツ摩訶不思議なものではなく、
どうやら「きわめて自然の理にかなったアタリマエの術」
であるらしいということが
少しずつオワカリいただけたのではないかと思います。
ちなみに、ニンゲンの社会では
「経験的に論証できる系統的な合理的認識(広辞苑)」のことを
「科学」と呼びますから、するとナンノコトハナイ、
仙人術というものはマサに
「科学」そのものであったことになるのですナ。
それにも関わらず、仙人術といえば
ナントナク異次元ぽく聴こえるのは
、現代人がそれだけ自然の摂理に対する
真摯(しんし)な心を失って、
自然に対するイジケた次元で生きているからにほかなりません。
したがって、その真摯なココロをさえ取り戻せば、
だれでも仙人術を身につけることができるといってもいいのです。
仙人めは、これまで全国各地で
いろいろな仙人塾を行ってきましたから、
そのことを「系統的かつ合理的な認識として経験的に論証する」
ことはぜんぜんムズカシクありません。
つまり、自然の摂理に対する好奇心と、
それを素直に受容する気持ちとさえあれば、
老若男女だれでも仙人術が身につけられる、ということですが、
ウソかマコトか、実際に試してみればスグにわかる。
しかし、世の中には自分からそれに
挑戦することができない人が、
どうやらたくさん居るらしいことが現実でもあるようです。
そのため仙人は、20年程前から友人知人、
そのまた友人知人たちに頼まれ、山菜塾、キノコ塾、木の実塾、
薬草術、薬湯塾、薬酒塾、はたまた百姓塾、
キコリ塾、漁師塾、サバイバル塾……といったような
モロモロの仙人塾を開いてきたわけですが、
もしかして、みなさんの中にも
こうした仙人塾の門をたたいてみたいという人が
居るようであれば、そのうち読者のための
仙人塾を開いてみてもいいかナ……と、
それとなく思ったりもしてはおるのですがネ。
富士山のキノコ狩り。これも仙人術のヒトコマです。
赤い帽子に赤いシャツが仙人ですゾ。
仙人宅では時々このような仙人パーティを開いてオリマス。
|