蓬莱仙人・大海淳さんの
身体にいい話

第18回
仙人流アートネイチャー術

毎月18日は「頭髪の日」。
つまりトコヤさんの販促デーというわけですナ。
そこで今日は、頭髪にちなんでオムツの薄い御仁たちに
仙人流のアートネイチャー術をご指南しようではありませんか。
御用意いただくものは「乾燥センブリ」。
そう、1000回振り出してもナオ苦い……
というあのセンブリですよ。
自然のモノは10〜11月の花の時期に全草を採り、
日陰でカラリと干して使いますが、
「1年も先まで待てるか!」という切実な御仁には
漢方薬店などで「当薬(トウヤク)」という
生薬名で売っていますから、
これを買い求めて使用すればヨロシイ。


センブリ

この乾燥センブリ10gを
35度のホワイトリカー150ccに漬けて密封し(糖類は不要)、
3ヶ月漬け置いてから使用します。
用法は、1日1回、少量ずつをマッサージの要領で
寂しくなった頭皮にすり込むのですが、
気を急いて一度に大量をぶっかけたりすると、
かえって頭皮を傷め残り少ない貴重品まで
失ってしまうことになりかねませんから、
アセラズ気長にやることですナ。

また、クロモジの枝を細断して
ホワイトリカーに漬け込んだものも、
抜け毛やフケの防止とともに発毛促進の効果がありますし、
西洋ではクロモジと同じように
シネオール、ゲラニオールなどの成分を含む
ゲッケイジュの精油が発毛促進材として使われています。
後者のクロモジやゲッケイジュの場合には、
一年中いつでも採取できますから、
自分で調達できる人はこちらをドウゾ。

ところで、かくいう仙人も、
実は若い時分からいささかオツムが寂しい方なのですが、
どういうわけか、そのことを自分で気にしたことが
マッタクありませんでした。
いっそのこと、もう少し涼しくなったら
オデコにもうひとつ目玉をくっつけて
吉本興業に売り込もうかと考えていますから、
ダレカ「三つ目・四つ目」でコンビを組みません?

 
クロモジ                         ゲッケイジュ


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