元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2032回
ガンで亡くなる人が増えている

いやー、50代、60代、70代の
ガンになる人が激増していますね。
また、ガンの勇者と騒がれた有名人や
ガンに詳しいといわれたジャーナリストたちも続々、
いのちを落としていきます

とても悲しいことですが、
これは、まさにガンとは、
切り傷や感染病とは違って、
「突発性の老化病」であることを証明しているといえましょう。
ところが、たいていの医師が、
これを容認せずに、
ただ「切る=手術」「叩く=抗ガン剤」「焼く=放射線」と、
まるで、切り傷や瘤取りのような乱暴な治療で
「ガンは完治する」と言い張っています。

僕だけではないはずです。
こうしたあらっぽい治療を受けて、
その治療の苦しみに七転八倒した患者さん、
そして、3年、5年、10年と、
退院後、漢方や食事法や呼吸法、
さらに自分の気に入ったサプリメントなどを組み合わせて
うまく延命してきた患者さんなら、
もっとも科学的で客観的といわれている
「この西洋医学のガン標準治療はおかしいぞ!」と、
疑問を抱いている人がどんどん増えていると思います。

いや、むしろ、切り傷の後遺症や化学劇薬の副作用で、
患者のいのちを縮めていくのが、
ガンの専門病院や大学病院の実態ではないでしょうか?

ただ、僕も最初の頃はそうでしたが、
患者とは悲しいもので、
ガンはメスや劇薬で苦しむものだと思っています。
この苦しみを乗り越えれば、
完治の道が開けると思っていました。
しかし、これが、じつに、体力だけでなく
心の状態も悪くするわけで、
悲しいケースを僕はたくさん見てきたのです。
いい人、惜しい友人をたくさん失いました。
メスや劇薬の乱用は、他の臓器にダメージを与え、
体力を失わせ、ストレスをもたらして、ますます、
患者の心身の老化を早めてしまうわけです。

ガンの専門病院の医師や
大学病院の医師だけではありません。
その医療情報のおすそ分けを貰って記事を書いている
マスメディアも、いまだにガン治療法は「最新医術の手術、
最新調合の抗ガン剤、最新設備の放射線」で
進歩していくとはやし立てますから、
多くのガン患者さんたちも「もっと切り取ってください」
「もっと強い最新薬を打ってください」
「お金に糸目はつけませんから
最新設備で放射線をお願いします」
と、まるで、昔の「腹きり武士」のように、
まなじりを決してガンに立ち向かってしまうのです。

漢方やサプリメントは立証性(エビデンス)がないと、
西洋医学の医師はうさんくさがります。
たしかに、オカシな健康食品もあります。
しかし、僕のかかった食道ガンなどは
手術にしても成功率20%、
また、いわゆる抗ガン剤の効果も20%あればよいといった程度で
科学的治療といわれ、公認されているのです。
長くガンの患者をやっている人はもう気づいていますが、
もうそろそろ、ガンは「突発性の老化病」だと真剣に考えて、
とくに退院したら、即、体全体の免疫力、
生きる気力体力を高めるための養生法を組み合わせて、
自分にあったホリスティックな
養生法を計画するべき時代でしょう。


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2008年3月20日(木)

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