元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1651回
ラジオ深夜便

「患者さんは、まなじりを決して、
ガンをやっつけようと思うならそれもいいですが、
なにはともあれ『心トキメク』ことが大切です」
という、ことしのスローヘルス研究会の
新年会で行われた帯津良一先生の年頭講話を
紹介したことがありましたが、
これがとても好評で、
以後、いろいろな患者さんや家族のみなさんから
感想のメールや手紙をいただきました。

ところで、研究会のメンバーで、昔、僕が現役の編集長のころ
お世話になっていた廣洋社という広告会社の社長・
黒田常俊さんもそのおひとりで、
「普段、関根さんの目に触れないと思われる
『ラジオ深夜便』3月号を同封しました。
帯津先生の「私のときめき養生法」の収録記事が
実に良かったからです」と、
わざわざ掲載雑誌を送ってくれたのです。

黒田さんは、いまはご令息に社長を譲って、
悠々自適の会長職に収まっていますが、
昔から、心身の修養を経営の理念と
考えて会社作りをしてきた方で、
毎週1回、早朝6時から開かれる
「倫理法人会の経営者モーニングセミナー」にも
欠かさず参加している人です。
ちなみに、倫理法人会のセミナーとは、
全国500ヵ所の会場で、
企業トップが
「自らの生き方や会社のあり方」を考える研修会です。

さて、新年会の講演の中でも、帯津医師自身
「ラジオ深夜便」の放送の「こころの時代」というコーナーで、
「心のときめき」論について語ったことに触れていましたが、
その「ときめき養生法」の真髄が収録されていますので、
帯津式「ときめき養生法」の真髄を詳しく知りたい人は、
いま発売の「ラジオ深夜便」3月号を読んでみてください。

「ラジオ深夜便」とは、ご存知の方も多いでしょうが、
NHK第一放送の真夜中、午後11時半〜朝5時まで放送され、
人生の苦境を克服した人物や
多彩な人生経験を持つ第一人者が登場する
インタビュー番組ですが、いまや中高年の人気番組。
僕も、ときどき、夜中に目が覚めて、とくに、
午前4時からの「こころの時代」を聞くことがありますが、
ちょうど帯津先生の放送日の分は、聞いていませんでしたので、
送られてきた雑誌で、
じっくりと読ませていただいたことになります。

帯津医師の演題は「輝け!熟年『ドキドキしていますか?
 〜私のときめき養生法』 」というものです。
――帯津さんご自身は、どんなことでドキドキしますか。
帯津 最近では、「夏目漱石について書け」という
原稿依頼がきたことです。(略)
食べ物にもドキドキします。時にはちょっと脱線しますがね。
・・・と、ユーモラスなインタビューが続き、
「心のときめき」こそ薬に勝る
「攻めの養生法」の真髄だという話が展開されます。
ぜひ、読んで「日々の感動」「心のときめき」を大事にしてください。
勇気付けられることは間違いありません。

ちなみに帯津良一医師の「私のときめき養生法」だけでなく、
以下のような「こころの時代」のインタビューも収録掲載されています。
●地域に生きる 『三河の赤が世界の色に』 斎藤吾朗
●こころの時代 『顔の障害に導かれて』 藤井輝明
●健康百話 『ここまで来た白内障治療』 赤星隆幸
●『わが人生の歌語り[20]』 五木寛之

作家・五木寛之さんのインタビューも、
時代時代を象徴する懐かしい流行歌とともに
語られる連載インタービューで、
僕も大好きなコーナーのひとつです。


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2007年3月5日(月)

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