第1649回
「ガン延命学新書」の反響
僕たちの会報雑誌「いのちの手帖」第3号は
3月10日発売となりますが、雑誌と共に、
いま問い合わせや注文が殺到しているのが、
拙著「ガン延命学新書〜希望こそ良薬 あきらめは毒薬」です。
この本は書店で販売する一般書ではないので、
まだ、新聞や一般雑誌は気がついていませんが、
月刊「マクロビオティック」などの、
「養生こそ健康の源」とする専門雑誌では、
さかんに書評でとりあげられるようになりました。
今月も、大阪の正食協会発行の「むすび」といった、
玄米菜食を推進する月刊誌の3月号でも取り上げられ、
「攻めの養生法」読本として最適の書として評価されていました。
長くガンと付き合ってきた患者さん、
また、その介護を続けられた家族のみなさんなら、
大抵の方が分かってくることですが、
この世には、大学病院やマスメディアが喧伝するような
一発完治の「魔法のクスリ」や「奇跡の食べ物」などはない――、
ということが分かってきていると思います。
では、どうすれば、患者は希望を持って、
ガンを乗りこえることができるのか?
ほんとうの「いのち学のかたち」とは何なのか?
その新しい発想法であるスローヘルス(温和療法)について
「5つの疑問と51の法則」で、読みやすく説き起こしたのが
この創造的延命学の書=
「ガン延命学新書」(書斎屋版・900円)です。
以下が、目次の一部です。
*
《第1の疑問》
あきらめは、なぜ毒薬なのか?
希望こそ最大の良薬である!
第1則 スローヘルスとは
「ゆったり健康法」=「温和療法」と覚えてください
第2則 治療の選択で、あなたの人生も運命も変わります
第3則 筆者は、なぜガン手術をやめたか?
後遺症、合併症が怖いからです
第4則 6センチの腫瘍が消滅? 切らずに治す方法もあります
第5則 たった一つの治療法で「ガンが治る」とは断言できません
第6則 ガン報道、これでいいのか?
創る患者学、高次元延命学のすすめ
第7則 病院の言いなりになることが
QOL(いのちの質)治療ではありません
第8則 帯津良一博士のゆったり延命学!
「いのちの家」を設計しよう
第9則 いのち全体のつながりを見直そう! 機械論から全体論へ
第10則 ベルクソンの発想=進化の裏に
根源的な精神エネルギーがある
第11則 エラン・ビタール=感動の小爆発が、
いのちの歓喜をもたらす!
第12則 40歳から魂が進化する!
新しい「いのち学」のかたちとは?
第13則 経営の神様・松下幸之助と
「40歳からの魂進化論」を考える
第14則 希望こそ良薬、あきらめは毒薬!
宿命をトキメキの運命に!
《第2の疑問》
ゆったり病院は、なぜ流行るのか?
さらば3分間治療!
第15則 病院が変わる! 「ガン治療革命」は国境を越える
第16則 天仙液・王振国医師のユニークな発想!
病院は「患者の家」だ
第17則 “ゆったり病院”に、なぜ患者が押しかけるのか?
第18則 患者の味方=「患者の寂しさが分かる」医師を持とう
第19則 土屋繁裕医師が遺した「ガン患者・代理人制度」のすすめ
第20則 「ドクハラ医師を撲滅せよ」
「よ〜し、わしが助けてやる」
第21則 ガンはあきらめない! 「切らずに治る」こともある
第22則 「切られ損」と「切り捨てご免」
――こんな治療は許されない
第23則 相性の悪い医者とは付き合うな! 気力を下げるだけだ
第24章 ゆったり延命闘病記! 10年、15年だって生きられます
*
目次の後半は、明日,紹介しますが、
季刊誌「いのちの手帖」の編集意図である、
スローヘルス(温和療法)延命学の基本的理念を
読みやすく編集した、ポケット読本ですから、
患者やご家族の方は、
「いのちの手帖」と併せて読んでいただくと、
より理解が深まると思います。
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