元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1183回
「はり灸」で吐き気を治す

まえに、帯津良一医師・編著による近刊、
「がんを治す 在宅療法大事典」を、
患者のみなさん必読の書として
おすすめしました

その中に掲載されている
針灸師・鵜沼宏樹さんの、
楊枝とペットボトルを使って、
家庭で出来る「はり灸・実践法」が、
好評なので、「頭痛の治し方」に続いて、
「吐き気の治し方」を紹介します。

          *

●吐き気
1.病状によるもの
2.抗がん剤や放射線の副作用によるもの
3.薬の副作用によるもの
以上の3つが主なものです。

内関と公孫を指で押します。
内関の位置は、手首の内側で、
手首のシワから二横指はなれ、
手首の中央にあります。
ここへ米粒かビーズをサージカルテープか
バンソウコウで貼りつけ、
その上から反対の親指をあて、
中指は真裏にあてて、
「九軽一重」のリズムで押します。
「九軽一重」とは9回軽く押し
10回めに強く3秒ほど押します。
これを3セット行ないます。
両側も同様に行ないます。

公孫は足の親指のつけ根のふくらみから、
かかとよりに少しすべらせて
ぶつかる骨の少し前で押すと
ひびくところです。
そこへ米粒かビーズを貼り
「九軽一重」のリズムで押します。
左右両側行ないます。
これも3セット行ないます。
貼ったものは、一日経ったらはずします。

          *

どうです?
なかなか簡単でしょう。
ツボの位置が分からない人は、
「がんを治す 在宅療法大事典」には
絵解きの図解が載っていますから
参考にして見てください。


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2005年11月22日(火)

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