元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1071回
帯津三敬塾クリニック

先日、帯津良一医師の新しい病院、
東京・池袋のメトロポリタン・ホテルにある
「帯津三敬塾クリニック」に行って
先生にお会いしてきました。
僕は、このクリニックの開塾のパーティには行ったのですが
いつもは川越の帯津三敬病院の方で、
定期診察を受けていますので、
こちらの中に入ったのは初めてでした。

とても、洒落たインテリアのロビーがあって、
いわゆる病院臭さがなくて
気が休まります。
ちなみに、帯津医師の治療は、
西洋医学の治療のほかに、
大きく分けて「6つの代替療法」から戦略を検討し、
患者さんに選択してもらう、
総合的なシステムになっています。

A.心(希望)
生きていくうえで希望ほど大切なものはありませんが、
これは心理療法です。

B.食事
和食の粗食を基本に食事法を考えます。

C.気功
病院の道場で15種類くらいの気功法を用意し、
自由に選択。

D.漢方薬と鍼灸
漢方薬は患者さんの間で
もっとも人気が高い代替療法のようです。
鍼灸はガンに伴う、様々な症状の緩和に用いられることが多く、
さらにこれによって、
QOL(命の質)の向上をともない免疫機能も賦活される
可能性があります。

E.その他の代替療法
・健康食品
・アロマセラピー
・音楽療法

F. ホメオパシー
西洋の漢方薬といわれ、
いま欧米でも注目の古くて新しい療法。

さて、池袋の新しいクリニックは、
拙著「帯津良一のがんに打ち克つ いのちの手帖」でも
紹介してありますが、
とくに漢方、気功、ホメオパシーといった
代替療法を中心に、
帯津医師の持論である
「からだ(身体性)、こころ(精神性)、いのち(霊性)」の
人間をトータルで診る、
まさにホリスティック医療を
実践、実現する、
新しいタイプの自由診療の病院なのです。

すでに、こちらで、
漢方や気功、針灸、そして
ホメオパシー療法を受けている患者さんもいるでしょうが、
ガンだけではなく、
アトピーやリウマチといった西洋医学では
どうにもならないといわれている難病の患者さんたちが
たくさん来ていますので、
少し、このクリニックのシステムについて
次回から紹介しておきます。


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2005年8月2日(火)

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