元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1109回
続・ガン治療は「合わせワザ」

8月20日に開かれた
「スローヘルス研究会IN富山 第3回」
土屋繁裕医師のスピーチ=
「ガン治療の“合わせワザ”」の話の続きです

          *

ガンには大きく分けて二つに分かれます。
●血液ガン(リンパ液のガン)
●固形ガン(ガン腫瘍、肉腫)
いずれにしても、ガンは早期発見で、
“赤ん坊”のうちに対処すれば、
治療効果は高いわけですから、
自分に合った治療を、なるべく早い段階で、
上手に組み合わせることが大切です。
手術、または抗ガン剤、放射線に加えて、
免疫を高める療法を組み合わせることが
さらに有効です。

僕は、自家免疫ワクチン療法といった、
新しい免疫療法や、
天仙液といった漢方複合薬、
智通といった大腸をきれいにする
乳酸菌生成エキスといった健康食品も、
“合わせワザ”ですすめています。

ちなみに
自家免疫ワクチン療法とは、
患者から摘出したガン細胞に加工を施して
体内に戻し、
患者の免疫力を高める治療法です。

よくガンのセカンドオピニオンが
大切だといわれますが、
症状がこじれてからではなく、
手術などの治療に入る前に、
もう一人、別の医師の判断も仰いで、
治療方針を選ぶことが大切です。

僕がいまやっている
キャンサー・フリートピアの仕事は、
まさに、セカンドオピニオン、
ガン治療の設計相談なわけですが、
「ガンは情報戦」ですが、
患者が一人で情報を収集して、
判断するのは大変です。
治療の判断に困ったら、
それなりの複数の医師に相談する、
そして、関根さんのように、
すでに長年の闘病経験、延命経験をもつ
患者の仲間に意見を聞くこと。
ガン情報も「合わせワザ」の心得が大切です。

          *

以上が、「スローヘルス研究会IN富山」
での土屋繁裕医師の講演内容ですが、
当日、スローヘルス研究会の有力メンバーで、
群馬・藤岡で浦部農園を経営している
浦部真弓さんも駆けつけてくれました。
土屋先生に続いて、
自らのベーチェット病の克服体験や、
玄米や穀類菜食法の体験談についての
スピーチをしてくれて、
当日の会は大いに盛り上がりました。


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2005年9月9日(金)

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